おっと!見落としてた!?
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今日は、
「見落としてた!」
と反省した事。
ビジョントレーナーになってしばらく経ちますがまだまだミスもあり、精進しなくては、というお話を自戒を込めて。
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未就学の頃から関わっているお子さんがいます。トレーニングの甲斐あって目はかなりスムーズに動き、手先も器用に。何より体幹がしっかりしてきたので、昨年秋の運動会ではその子が走るフォームはピカイチ綺麗でカッコ良かった。
やっぱりトレーニングの成果が結果として見えるのはとても嬉しい、、、と思っていた矢先の事。保護者さまから学校のテストの答案用紙を見せていただく機会がありました。
「どうも、左下をしっかり見ていないみたいで」
そう切り出され、答案用紙を見ると左下の問題に全く答えていない。
もう一枚も左下がすっぽり抜けている。あらら。
その日ビジョントレーニングを始めて気がつきました。目を左下に動かすときに一瞬止まってまた動き出す、ことが何回かあったのです。
ほんの一瞬のことでしかも毎回ではないから気づかずにいたとは。
大きく反省です。
多分、彼の目がスムーズに動くのはその一瞬止まってしまうところまでで、そのあとはかなり意識して目を動かしていたに違いない。テスト等ではそこまで目の動きに注力しないので(他に考えることがあるので当たり前です)見ることが苦手な左下の問題を見落としてしまうこともあったのでしょう。
#迂闊だった!
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ビジョントレーニングでは視標という割り箸のような棒の先にキャラクターや丸い玉をくっつけたようなものを使用します。
それをゆっくり動かして、その動きに合わせて目を左右上下斜めなどに動かしてトレーニングしますが、指標をうまく目で追えないお子さんはとても多いです。
中でも多いのは頭ごと首ごと動いてしまい、目は全然動いていないパターン。こうなると黒板の字を読むにしても教科書を読むにしても、頭ごと動いてしまうので行を飛ばしたり、何度も同じところを読んでしまったりします。
例えば球技でも、ボールを目だけで追えずにいちいち頭を動かしてしまうのでバランスを崩しがちに。
なので、この『目を自分の意思でスムーズに動かす』トレーニングはとても大事、、、にも関わらず、クライアントのお子さんの目の動きを捉えきれてなかったなんて。
改めて、丁寧に目の動きをトレーニングします。目のジャンプや寄り目の練習もいつもよりしっかりと丁寧に。
すると、上を見るよりも下を見る方が若干苦手かも、なんてことも分かってきます。いずれにしてもビジョントレーナーとしてもっと精進しなくては、と大きく反省。
まだまだ修行は続きます。
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今はタブレット学習も当たり前で、子ども達はYouTubeも大好き。小さな画面の中で次から次へと場面が切り替わるので、目を動かす必要がなくなってきています。昔のように遠くの山を見た後、すぐに足元の蟻に目を向ける、なんてことも少ないでしょう(これは遠くと近くの焦点合わせの機能に繋がります)。
文明の力は大歓迎ですが、意識して目を動かすことも日常に取り入れる必要がありそうです。
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目を動かすと、脳のすぐ横を通っている、太い視神経に刺激が入るので脳が活性化されるという研究報告があります。サーモグラフィーでも前頭葉が徐々に赤くなってくるのが見てとれます。
認知症の予防にもなるので、大阪の本部ではシニアクラスも開催。
そんな老若男女に有効なビジョントレーナー養成認定初級講座を受けてみませんか?
「なんでうちの子字がこんなに汚いのかしら?」
「落ち着きがないのは性格のせい?」
「いくら注意しても姿勢が悪くて、だらけているように見える」
「ドリルをやっても子どもの成績が伸びないのはどうしてかな?」
そんなお子さんの困り感、もしかしたらビジョントレーニングが有効かもしれません。
家庭で、教室で、お子さんのつまずきがどこからくるのかを見立てる技術、軽減するための手立てを学びませんか?
お知らせを貼っておきます↓。
お会いできるのを楽しみにしています。
【子どもの未来を科学する】
そんな話をその時に。