甘い香りは危険な香り🍮
こんにちは。
あられ日和です。
本日は製菓には欠かせない香料(フレーバー)のお話です。
みなさん、香料って具体的にどんなものをイメージしますか?
バニラの香り♪
フルーティーなシトラスの香り♪
気品溢れる抹茶の香り♪
様々な香料がこの業界にはあります。
では、ここからが本題です。
香料って、どのようなものだと思いますか?
果実から抽出する。
類似したものから、代用する。
まぁ、たしかに、そのようなパターンもあるでしょう。
ただ、この業界の香料は、ほとんど化学製品を混合したものが、ほとんどです。
バニラの香りを例にしてみましょう。
え、バニラって、バニラシードとかから作るんじゃないの?
そう思った方も多いのでは?
しかし、バニラシードから製造したものは、
香料ではなく、バニラペーストなど、違う製品になってしまいます。
では、バニラ香料はどのように……。
以下の表示を見ていただきたい。
この表は、とある香料の原材料の割合である。
見ての通り、バニラシードなどは使われてなく、化学製品を混合して作られている。
これが、よく食品の原材料表示に記載されている香料の正体である。
食品を選ぶ際、原材料表示を見る人もいると思う。
だが、その表示がどのようなものなのか、細部まで理解しないと原材料表示を確認しても意味が無い。
少しでも知っておくと、これからの食品選びに役立つかも知れませんね。
これからも、このようなお話をお教えできればと思います。