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【映画】Jジュリアン・ムーア
アメリカの俳優さんです。
私は彼女の顔や腕とかにもそばかすがあるところがとても好きです。白人さんのそばかすって可愛いですよね。腕にそばかすとは言わないと思いますが、、そばかすと調べてみたらジュディマリが出てきました。…そうですよね。(´ω`)
1
「ハンニバル」
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私がこの人を最初に知ったのはこの映画だったと思います。「羊たちの沈黙」の続編です。
ジョディー・フォスター演じたFBI捜査官クラリスを本作ではジュリアン・ムーアが演じています。面白かった第1作目を俳優も監督も違う人が引き継いで成功させるのはとても難しいと思います。
引き続き猟奇殺人者のハンニバル・レクターをアンソニー・ホプキンスが演じ、安定感を出したのがよかったのもありますが、このジュリアン・ムーアの、また違ったクラリス像がとても魅力的だったと思います。
ジョディー・フォスターは知的で落ち着いた印象の強いクラリスでしたが、本作のクラリスはどちらかというと体育会系で頭より体を張るタイプ。ガラッと印象を変えて尚、惹きつけるストーリー展開。
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ディナーでのレクター博士に着せられる黒ドレスがセクシーでした。。常人を逸したレクター博士の猟奇的なシーンが多い作品ですが一連がクラリスとのラブストーリーとも言えなくもなさそうです。また観たくなってきました(´ω`)
2
「シッピングニュース」
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さて。気分を変えて、こちらはラッセ・ハルストレムというスウェーデンの監督さんの作品です。この作品のジュリアン・ムーアも大好きです。
ケヴィン・スペイシー演じるクオイルはうだつの上がらない新聞局のインク係。両親が自殺し、押しかけ女房のような妻ペタルは奔放で浮気三昧の末に他の男と駆け落ちしようとして自動車事故で命を落とします。娘のバニーはペタルに連れて行かれ人身売買の闇組織に六千ドルで売り飛ばされていたところを救い出され、クオイルの元に戻ってこれました。てんやわんやの中、クオイルの家を訪れたのは叔母のアグニスでした。ペタルが死んだことをどうにもバニーに伝えきれず悲しみに暮れるクオイルにアグニスは祖先の地、ニューファンドランド島へ向かうことを提案します。
ニューファンドランド島で出会うのはクオイルの祖先の歴史と雄大な自然、そして海。クオイルは小さな新聞社の仕事を得、港湾ニュース(シッピングニュース)の記事を担当します。
ジュリアン・ムーアは島に住むウェイヴィを演じます。クオイルと同じく他所からやってきた彼女は一人息子と2人暮らし。同じくらいの年齢の子を持つふたりは少しずつ痛む傷をさすりながらも惹かれあってゆきます。
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影を持つ未亡人の役ですがとてもジュリアン・ムーアの雰囲気によく合う役だと思います。
なかなか癖のある登場人物が多い作品ですが、クオイルの妻ペタル役がケイト・ブランシェットなのですがこれがまたとても激しい人です。
ケイト・ブランシェットの役どころの広さを感じます。
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これが、(コーヒー&シガレッツより)
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これ。
あぁ大好きですケイト・ブランシェット。。
厳しい自然と共に生きるニューファンドランド島の食や住まいの様子が見れるのも楽しいです。ラッセ・ハルストレムの作品はいつも暗さと爽やかさが共存していると思うのですが、きちんと人を描く素晴らしい監督さんです。
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3
「エデンより彼方に」
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トッド・ヘインズ監督作。
1950年代が舞台となっていて当時のファッションや文化でメロドラマ風に仕上げてあります。色彩豊かなドレスやアイテムがとても可愛くて楽しいです。
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働き盛りの夫と可愛い息子2人と幸せに暮らしていたキャシーでしたが、突然夫が同性愛者であることを知り、キャシーは苦しみ続けます。悲しみに沈みこんだ彼女を支えてくれたのは黒人の庭師レイモンドでした。夫に去られたキャシーですがレイモンドの優しさに守られます。キャシーはレイモンドと出掛けるようになりますが周囲には冷たい目で見られます。同性愛を貫き、キャシーの元を去った夫でさえ黒人レイモンドとの関係を批判します。
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50年代アメリカのファッションに身を包み髪型も整えたジュリアン・ムーアがとても美しいです。LGBTと黒人差別の問題を含み、とても切ないストーリーなのが凛とした美しさを際立たせているようです。
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映像が美しくレトロな雰囲気がとてもいいです。
カミングアウトした夫はまったく深掘りされない感じがザ・メロドラマって感じでいいです(´ω`)