
障害年金の申請に社労士を使う?使わない?
障害年金シリーズ第二弾です。
障害年金の申請において、社会保険労務士(社労士)の利用がどのように役立つか、また自分で申請する場合のポイントについて詳しく解説します。
社労士を利用するメリット
専門的な知識と経験
社労士は障害年金に関する専門的な知識を持ち、申請手続きの複雑さを理解しています。特に、必要な書類の準備や診断書の内容についてのアドバイスが得られます。社労士は過去の事例を基に、受給の可能性を判断し、適切なアドバイスを提供します。
申請の成功率向上
社労士に依頼することで、書類の不備や不足を防ぎ、不支給のリスクを減らすことができます。特に、初回の申請で不支給になってしまうと、その後の再申請が難しくなるため、初めから正確な申請を行うことが重要です。
手続きの負担軽減
障害年金の申請は多くの書類を準備する必要があり、手間がかかります。社労士に依頼することで、これらの手続きを代行してもらえるため、精神的な負担が軽減されます。また、社労士は申請の進捗を定期的にフォローアップし、必要に応じて追加書類の準備を促すなど、細やかな対応を行います。
心理的なサポート
障害年金の申請は精神的な負担が大きい場合がありますが、社労士は依頼者の状況を理解し、心理的な支えとしても機能します。相談者は、社労士に対して障害の状態や生活状況を詳細に伝えることで、より効果的なサポートを受けることができます。
自分で申請する場合のポイント
書類の準備
障害年金の申請には、診断書や病歴・就労状況等申立書、初診日を証明する書類などが必要です。これらの書類を正確に準備することが重要です。特に、診断書には日常生活の状態を詳細に記載してもらう必要があります。
これらの書類を1人で準備するのは一筋縄ではいきません……私は1人で用意し、厚生年金の三級がとれましたが、国民年金の二級を狙う方には書類の準備は大きな壁になるでしょう。
窓口での確認
年金事務所や役所で必要な書類を確認しながら進めることが求められます。特に、書類の内容に誤りがないかをその都度確認することが大切です。年金事務所の職員は障害年金に不慣れな場合が多く、正確な情報を得るのが難しいこともあります。
申請の難易度
障害の程度が軽度で、必要な書類をスムーズに揃えられる場合は、自分で申請することも可能です。しかし、申請が複雑な場合や不安がある場合は、社労士に依頼する方が安心です。
結論
障害年金の申請に社労士が必要かどうかは、申請者の状況によります。自分で申請できる自信がある場合は手続きを行うことも可能ですが、複雑なケースや不安がある場合は、社労士に依頼することで成功率を高め、手続きの負担を軽減することができます。特に、初診日が不明確であったり、必要な書類が多岐にわたる場合には、社労士のサポートが非常に有効です。
おまけ 相場
社労士は大体着手金なし、成功報酬のところが多いです。
成功報酬として、最初の二ヶ月分の年金受給額と、遡って受給できる場合はその金額の1割くらいが相場です。
個人的には、二級以上を狙うなら安いものだと思います(成功報酬ですしね!)
参考にしてください!
ではではー。