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タイトルは浮かばない5月の半ばの適当日記


今日は暑いのです、が、ずるずると気分が落ち気味?というより、上がり下がりが激しくなってきたので、下げ止めしたいと思い、とにかく生姜紅茶を3杯くらい飲みましたかね、マグカップでいただきました。

あと2杯は飲んでやろうと思います…通常一日に一杯くらいしか飲まないんですけど、今日は特別です。ちなみにちゃんとすりおろした生姜入れてますよ!

ってなんでそこで!打つのかわかりませんが、ちゃんと生姜入ってないと、内側からじりじり熱が出てきませんです。そんなんじゃあ、気分が持ち上がるっつうことはありませんの。(*生姜って、気鬱にも効きますです。頭痛にも筋肉痛にもなんにでも…)

汗だらだらだらだら…

な・まあまあ活動的な一日を過ごし。だいぶ、持ち直してきたような、持ち直したと自分に言い聞かせれば騙されるくらい、持ち直してきました☆

で、思ったんですがやっぱり冬からこっち自分どんだけ(見えないところで)落ちてたんだろう…ということを改めて感じました。もう、5月なのに。もう、嫌になるくらい、夏っぽいのに。秋冬が、まだまだまとわりついているなあと。いい加減秋冬ものはしまうか捨てるかしましょう…もっと季節に乗っかりたいものだ、と思いました。

さてしかし、昨日読んだポオ詩集の、大鴉っていう、一番最初の詩が悪かったのでしょうか。大ガラス、なんてカタカナになったとたん、マルセル・デュシャンかとつい思ってしまいますが、鴉のほうですね。

でもこの詩、悪くはなかったんですけど、根気がなくて途中までしか読みませんでした。いろんな本並行して読むのってサイアクだなと思いつつ止められません。

あ、で、途中までしか読まなかったけど、展開がだらだらしてるのに変に引き込まれる詩です。訳もいい感じに?というのか、とにかく古めかしいんです。たとえば、

「大鴉はいらえた、”またとない。”」

この、いらえた、なんてなかなか見ないし聞かなかったなあと思ったり、さらに言うと、この、「またとない。」ってNevermore の訳なんですね…

「またとない。」かあ…なるほどなあ…

有名な詩のようですので、説明はいらないのかもしれませんが、一応シンプルにいうと、夜中に本読んでぼーっとしてた詩人のところに、大きなカラスが訪ねてきまして、詩人だから??いろんなこと聞いてみるのですが、鴉は「またとない。」しか、言わない。といったいわば動物漫画みたいな…でもガロとかに載ってそうな、そういう漫画をイメージしていただけるといいのでしょうか…いやちがうか。

詩の説明って良くないものですね。しといてなんですが。

っていうか、ポー(ポオ)ってすごいなあ…きっと、こういうイメージをもうひたむきに背負ってるんですよね。というか頭からつま先までどっぷりと、このほの暗いか真っ暗か漆黒の闇のとばりの世界で、もう、ずっとずっとひたすらこれ。精神力あるなあ。いくら、美化されててもですよ。

自分無理だわ~ 生姜紅茶飲んじゃうし。

さてそんなポーの詩集はマラルメが翻訳し、お友達だったマネが挿絵を描いたそうで、表紙絵に使われた横向きなカラスはなかなか愛嬌ある表情をしています。

*カバー画像はおなじみPixabayから見つけてきたイラストでマネとは関係ありません。

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