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書きたい

いつまでも書けないよこれでは。

前回の投稿から、早数ヶ月。
書きたい気持ちがあるのに、全然書けない。
きっと多くの人が抱える悩みと思うのだが、その気持ちを抱えるのに限界が来たので、やり方を変えてみることにした。

息子を学校に送り出した後、次の仕事に取り掛かる前の小休止する時間に、前日あったことで、書き残したいことを書く。それに合わせた挿絵も書く。
ある翻訳家さんのポッドキャストで、一時期毎日何かしら書くことを自分に課していたと聞いて、そうか、決めちゃうことも大事だよなと思ったのだ。
なんて書いているうちにも、9か月の娘が足元でズボンの裾を引っ張り引っ張りして泣き出す。子供の存在の尊さと、自分のエゴとのぶつかり合いよ。


湖畔のガレージセール

昨日は、家から車で20分程の街Saint-Mitre-les-rempartsのvide-grenier(ガレージセール)に行った。この時期は色んな所でガレージセールやBrocante(骨董市)が行われている。まるで海辺のように見えるけど、大きな湖であるベール湖の小さなビーチ沿いに住む人たちが、家の前で不用品を並べている。全部で20もない小さなガレージセールだった。しかし、ビーチ前に住む人達の朗らかな雰囲気の中によそ者の私が入っていくのは、異世界探訪のようで面白かった。
もうバレていると思うが、私はガレージセールやブロカントが大好きだ。
昨日は子供達に冬服とおもちゃ、自分用にイッカクの模型を買った。
そのスタンドの兄弟がまるでピーターパンのように可愛い少年たちだった。
この少年たちのこの時期は、今しかなくて、もうすぐ6歳の息子もまだまだ純粋だけど、大きくなっていってしまうんだよなぁ。でも今の君たちを見て美しいなあと思った自分の気持ちは、頭のどこかに残り続けるんだから、そんなに悲しむな自分よ、と思った。
しかしその夜、息子の歯磨きをしていたら、下の歯の真ん中から右1本目の歯がぐらぐらした。あぁ、時間とはなんて無常なんだ。



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