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♪嘘っ!? 通い介護完全終了は唐突に
♪下記前編アップ直後でした。
一応は想定内も、さすがに油断していた急展開が ・・・・・・ これ、神に誓って実話です。
『事実は小説よりも奇なり』の典型例以上。
いずれも 1/24(FRI) の、正直超大変だった出来事の記録です。
(1/25/2025更新・直前記事)
「レスキュー隊出動要請から強行突入して構いませんか?」
声の主はこの数ヶ月、訪問を続けてくださっている、認定社会福祉介護士。
続いてほどなく現場に合流くださった、市の担当スタッフからも着信が。
これまで綴ってきた通り、直近の1年近く、実母との接見を控えていた私。
独居宅に赴いた際も、面談中は玄関の外で耳を澄ませる繰り返しでした。
本人を興奮攻撃的にさせないためにと、各位の判断に従っていました。
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現場にはレスキュー隊の真っ赤な車が、サイレンを鳴り響かせて数台到着。
区画整理で取り壊しが進む超高齢町内、騒然以上だったとか。
2階の窓にハシゴをかけて強行突入から、抵抗する本人を強制救急搬送。
逐一報告を受けながら、他用に向かいかけていた私も、指定先に直行。
相方が公休日だったので、必要書類などを自宅から持参で合流できました。
・その場で記入を促される、薄く細かい文字が並んだ書面。
・凝視から確認納得できたか否かを問われる、パソコンの画面。
弱視の私には手に負えない以前に、見えないから(笑&詫)。
流石の近代医学、救急搬送から諸々の診断結果、超特急で出ました。
「このまま当院で "お看取り" になります」
“思われます” ではなく、断定語尾。
肉体面精神面双方、治療に耐えうることも、おとなしく従えるはずもなく。
現状から回復しての退院は全く望めない、とのことでした。
これすなわち、差し迫った余命宣告です。
一切の延命処置を辞退する旨を伝えていると、突然暴れ出したらしい本人。
緊縛措置に同意する署名からほどなく、病室内が静かになったような?
この病院は11年前、実父もまた救急搬送から、最期を迎えた医療施設。
当時も最高の対応を届けていただいたこともあり、勝手もわかっています。
我が家からも徒歩と電車で片道50分程度と、アクセスも悪くありません。
当時を思い返しながら、諸々の手続き、我ながらスムーズだったかと?
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幸い午後7時前には、数時間前に大突入檄があった、愚母の自宅に到着。
消臭剤・芳香剤・脱臭剤・ゴミ袋などを調達持参して大正解でした。
お食事しながらの読者各位には申し訳ないので、ここからは比喩表現で。
・霧雨が過ぎた後、動物園の大きな四つ足哺乳類の舎屋を掃除する飼育員。
ご想像、パスされるのが賢明かと(詫)。
特殊清掃部隊に依頼するほどではありませんでしたが・・・・・・
この日は帰宅後も、脳と鼻腔屋が臭気を忘れられず、ほとんど眠れず。
翌日『鼻うがい』を思い出し実践したところ、効果が得られて安堵でした。
「いくら仕事とはいえ、幾度も足を運び接見くださっていたなんて・・・・・・」
感謝と申し訳なさ、そしてプロの仕事の凄み、痛感再認識させられました。
当面は空き時間に足繁く通い、清掃と室内に残された諸々の確認です。
重要と思われるものは回収 / それ以外は容赦なく処分(断捨離)。
主不在となった家屋を維持すべく、色々な変更手続きも同時進行です。
猫のトイレの消臭剤を用いて、先述の異臭除去を急がねば。
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言葉は辛辣ですが、本人は以前から、人間ではなくなっていました。
一応面会は可能ですが、あくまで私たちのスケジュール優先。
明日突然訪れるかも or 数ヶ月先かもしれない『お看取り』の時。
それまでに面会できない可能性もありますが、後悔その他はありません。
この点は病院側も理解くださっている、と判断しています。
前編からわずか数十時間で、通い介護の年月の幕が、唐突に下りました。
不謹慎ですが、拍子抜けした感が、想像を大きく超えています。
当面は戻らぬ主と区画整理に伴う取り壊し着工を待つ、借地権付きの古い民家の維持が、我が重要なノルマに。
思いっきり諸々がややっこしい状況下、これまた勉強でしょうね。
o(_ _)o 以上、淡々と重苦しい実録ホンネ日記調の今編、失礼しました。
1/27/2025 (MON) 更新
或 頁生
# EXTRA.