最初で最後の喫茶店

昭和21年の4月に創業した福岡県の中州にある大洋映画劇場という映画館が老朽のため2024年の3月31日で営業を終了してしまう。その知らせは以前から知ってたがなかなか行くタイミングがなく最終日に思い切って行くことにした。でも上映される作品のチケットは全て完売してて観れなかった。

中州大洋映画劇場

でも、もう１つの目的だった映画館の1階にある喫茶店だ。ネットで調べたら雰囲気が良さそうで1度は行ってみたかった。
当日の13:00ぐらいに着いたら入口の前には行列が出来てた。とりあえず並んで待つことにした。既に完売してるのもあって目当てのものが食べれるか不安ながら約40分待ちお店に入れた。ラストオーダーの15:00ギリギリだったから危なかった。
カウンターに座り注文するものは決まってたからすぐに注文した。待ってる間に店の雰囲気を味わった
昔ながらの落ち着いた雰囲気でこれが最初で最後になるなんて少し後悔した。本当は映画を見た後にこの喫茶店で時間を過ごしたかった。
そんなことを思いながら注文してたメロンクリームソーダが運ばれてきた。

メロンクリームソーダ

ネットでよく見るこれをようやく味わえる。やっぱり見た目が可愛いというかレトロ感が堪らない。
もちろん味も美味しかった。
会計を済ました後、映画館がある2階の方へ行くとこの映画館を愛してた人達のメッセージが書かれた紙が沢山貼られてた。
本当に歴史を感じる場所で無くなるのが勿体無い気もするがここがどうまた新しいものへ変わるのか楽しみだ。そして自分自身初めての喫茶店デビューがここで良かった。