寝る子は痩せる
こんにちは!
経営者の脳と体のパフォーマンスを最大化する人・ゆうです。
「寝る間を惜しんで働け!」なんて声を聞くと、つい頷いてしまいませんか?
なぜならば、睡眠時間を削ってでも働く、それが「成功への近道」だと信じて疑わないから。
でも、あなたの体はどうでしょう?
徹夜で頑張った翌朝、鏡を見て「え、なんでこんなむくんでるの?」って思ったことありませんか?
実は、睡眠は私たちの体にとって最高のメンテナンス時間であり、脂肪を燃やす隠れた鍵でもあるんです。「寝る子は痩せる」なんてそんな都合のいい話があるか、と思われるかもしれませんね。でもよく寝る人ほど痩せやすいのは本当です。
この記事では「寝る子は痩せる」の真実をお届けします。
睡眠不足が引き起こす、体の不思議な逆襲
あなたが夜遅くまで頑張っている間、体は言いたい放題です。
1. 「レプチン vs グレリン」というホルモン戦争
睡眠不足になると、満腹を感じるホルモン「レプチン」がどんどん減少。そして、「お腹空いた!」と叫ぶホルモン「グレリン」が暴走します。グレリン自体は悪者ではないのですが、「無駄にお腹が空く」という現象を引き起こしてしまうので、困ったもの。
その結果、冷蔵庫を開ける頻度が増え、夜中のスナックが無情にも消えていく…、と。
さらに慢性的な睡眠不足は、脂肪燃焼を促進する「アディポネクチン」というホルモンをも減少させてしまいます。このホルモンの減少は脂肪代謝に悪影響を与えてしまうのです。
2. ストレスホルモン・暴虐の「コルチゾール」
睡眠不足の状態が続くと、体内のストレスホルモンである「コルチゾール」が増加します。
「私は今ストレスを感じてる!」と体が勘違いし、脂肪を蓄え始めてしまうのです。特にお腹周りに。「大事なエネルギーだ、溜め込め!」と言わんばかりに。
加えて、睡眠が浅いと成長ホルモンの分泌が減少。
成長ホルモンは筋肉を修復したり、脂肪をエネルギーに変えたりする重要な役割を担っています。
つまり、良質な睡眠を確保しなければ、脂肪を効率的に燃焼できないのです。
痩せるための睡眠習慣:経営者こそ取り入れたい5つの秘訣
睡眠不足がもたらす恐ろしい結果を避けるため、経営者が明日からできることを5つご紹介します。
1. 「ゴールデンタイム」に成長ホルモンを分泌させる
成長ホルモンは、入眠後約90分以内に分泌がもっとも活発になります。
午後10時から午前2時の間、成長ホルモンが最も活発に分泌される時間帯。ここで深い眠りに入ることで、体が「脂肪燃焼工場」に変わります。
体の修復も促進されるので、美しく健康的に痩せたい人は睡眠必須の時間帯です。
実践ポイント:
夜10時、スマホの通知を切って「私は寝ます」と声に出してみる。家族に笑われても気にしないで。「成長ホルモンの恩恵を受けるのよ」と言い返しましょう。
2. 睡眠の質を上げるミネラル摂取
良質な睡眠を得るためには、体内のミネラルバランスを整えることが重要です。睡眠に欠かせないのが、リラックスを助けるマグネシウムやカルシウム。
ですが、ミネラルは単体で摂っても働かないので、日頃からバランスよく摂ることが大切です。
私は微量元素含む必須ミネラルがバランスよく含まれている濃縮ミネラルを使用しています。
実践ポイント:
食品添加物がミネラルの吸収をを妨げたり、体に必要なミネラルを排出する場合があるので、できるだけ食品添加物を避けた健康的な食事を。食品添加物に関してままた別に記事にしたいと思います。
3. 夜のスマホと絶縁する
スマホから発せられるブルーライトが、眠りを誘うホルモン「メラトニン」の邪魔をします。寝る前にスマホを触るのは、体に「今は昼間だよ」と言っているようなもの。
お休み前のリラックスタイムにYouTubeやSNSを楽しみたいのは山々ですが、「ベッドは寝るための場所」と決めておくことで、長い目で見ると美しい容姿が保てますよ。
実践ポイント:
寝る1時間前にはスマホを箱に入れて「おやすみなさい」と宣言。翌朝、スマホから通知の山を見ても、夜の平和な時間には代えられません。
4. 寝室をリトリート空間に変える
寝室は「休息の聖域」。明るいライトやカラフルな装飾は控えめにして、静かな空間を作りましょう。室温や照明、寝具は睡眠の質に大きく影響します。
実践ポイント:
寝室を「仕事のエネルギー」から切り離し、リラックスできる空間に整えることで、体は休息モードに変わります。ラベンダーやカモミール・ローマンなどリラックス系のアロマを焚いてもいいですね。
5. 寝る前に一呼吸
仕事が忙しい日ほど、頭の中はフル回転。そんなときは、瞑想や深呼吸で心を静めましょう。「瞑想ってどうやるの?」という方は、誘導瞑想がオススメです。ガイドがリラックスした状態まで導いてくれるので、瞑想初心者にはオススメです。
YouTubeなどでも「入眠のための瞑想」といった動画がでています。
実践ポイント:
寝る前に「5秒吸って5秒吐く」深呼吸を10回行う。瞑想が難しい場合は、目を閉じて「今日もお疲れ様」と自分を労うだけでOK。
質の良い睡眠が経営にもたらす恩恵
質の良い睡眠は、ただ痩せるだけではありません。経営者にとっての「最高の投資」とも言えます。
まとめ:眠ることは成功への最短ルート
「寝る子は痩せる」。この言葉には、科学的にも情緒的にも揺るぎない真実が隠されています。私たちが目指すのは、ただ痩せるだけでなく、心も体も軽やかに、最高のパフォーマンスを発揮できる自分です。
だから、今夜は少し早めに布団に入ってみてください。その一歩が、明日のあなたを変えるかもしれませんよ。