出会い3~昨日の敵は・・・~

ともかく、お館様にこの現状伝えようにも見張り番は10日も先の話、考えて考えて思い付いたのが、兎を捕まえ献上しようと考えた。

お好きであれば、食べて戴けばうれしいし、話し掛けるチャンスになる。

戦の前に非番になり、山に捕まえに行った。

捕まえた兎はなんと、子を宿しており戦の前に吉兆と慶びの言葉を賜り、飼育係となった。

「折角の命、大切に育てよ」お館様の側近より、伝言を賜る。

参った。折角の戦に参加出来ない。

不意の出来事に、気持ちは焦るが決定事項。

「猟師だったお前が兎番はないな」異母弟様に大笑いされた。折角の策略がダメになったと言うのに高笑いである。

爽やかな笑顔見て、はてな、もしや私は異母弟様を勘違いしていたのではあるまいか?と

そこから、視点を代えて調べれば調べるほど、情報がどうも嘘臭いのだ。誰を騙したのか、誰を裏切ったのか全く出てこない。

別の意味で、不信感をいだいてしまった。

異母弟様はそもそも、何がしたいのだろうか


ここまで

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