ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いやっています。今度こそ規格外ダンジョンです。
彼方は断言した。
このダンジョンをクリアした魔法使いを弟子として過去に一緒に行くと・・・
それに対してみんなの反応は
ハルク・・・
竜 私はヤダ
ファラン 文句あり~
ヤス 無理みたいです。まず、魔法効果無効取れてません。
なんだよみんなやる気無いなぁ
私がいきましょう。今まで傍観していた土龍がいった。じゃあ私も、二人で行ったら、検証になりません。貴女は今度。
土龍に窘められ珍しく高貴な姫が諦めた。
珍しいこともあるなぁ・・・みんなは争いを恐れ心の中で想った。
最初の壁は氷の塊、さわれば凍る永久凍土。火魔法か龍に火で溶かして貰うよりない。まるで、龍の寝所並みですね。やっと微笑む。
回りが和んだ一瞬に、壁に手を着いた彼方が凍る。あっ、(しまったと言う暇すらなかった)・・・爆笑。高貴な姫が笑いながら火を吹いた。
憮然とする、土龍。手出し無用でお願いしますね。つぎまた間抜けなことをしたら、次は私が次元の彼方に送ってあげますよ。
素直に謝った。こんな殊勝な彼方を誰も見たことがなかった。
元々土龍には一目置く様に見えるが、今は怯えているように、すらみえる。
何かあったに違いないとファランはハルクとこそこそ話した。
ヤスだけは、なんだか居心地悪そうに身じろぎした。
ここまで
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