ゲームメイカー20 異世界の扉~

異世界とは、何か特別なものだと勝手に思っていた。

佳那汰さんが、本物に変わった瞬間、空気が変わった。

握手した瞬間視野が一瞬ボヤけた様な、全身がグニャリとした様な妙な感じがした。

一歩も動いていないのに、もう佳那汰さんのオフィスじゃなかった。

目の前にいる人たちは間違いなく異世界人だった。

小山の様にデカイ男は目付きも鋭く全身傷だらけ

その隣はドデカイ人と同世代なのか、落ち着いていた。その男性はあまりに色白で瞳の紫色が異様に目立つのを感じた。

反対側にいるの女性は、静電気なのか髪が大変な事になっていた。静電気のように目に見えて電気が走っていた。

三者三様にスゴイ迫力で、それぞれひとかどのラスボスになれそうだった。

目の前にして、ぼくに言えることは、こちらのことは何も知りません。どうぞ色々ご指導下さい。

定型文の様な挨拶に一同驚愕の表情になり

彼方の知り合いとは思えんこの謙虚さ

全員の本音だった。ただ、1人のぞいては

なんだよみんなして、オレハ言ったことは必ずやってきたじゃないか

回りがどれだけ大変だったか、

結果がすべてだ。

全員またもや、唖然とし、

やっぱり彼方だ

誰がいうともなく、皆が頷いた。

ともかくせっかく来たのだから、たくさん見て帰ろう🎵

ここでは、私が異世界人なのだ

ここまで

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