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ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いしています。白い龍の伝えたこと
呆然と立ち尽くす土龍。
このままでは、叔父の命を救うため彼方が死んでしまう。私はどうしても動けなかった。
叔父を救いたい、でも、そのために彼方が、思わぬ涙が溢れる。高貴な姫こと我が妻火龍の想いがわかった。
この光の繭は外から触ると、誤作動するらしい。二人とも危なくなる。
どうしたら、子供のように泣きじゃくりながら二人を見つめていた。
背後に現れた龍にも気がつかなかった。
お前は泣き虫じゃな、ふいに声をかけられ土龍は慌てて顔をぬぐう。そんなわけありません。
誰ですか?振り向いて驚いたのは土龍、白い龍が来ていた。当世一代限りの光の龍と呼ばれる特別な龍
彼は土龍に慈愛の眼差しで話始めた
この二人は信頼で結ばれている。必かずや成就するであろう。彼方の事なら心配いらない。
彼は龍貴人であるから、別名"龍帰人"龍の命を預かる人間じゃ
そして、この繭は完成している。大丈夫だ。ここは私が預かろう。安心して戻るが良い
はい、心配しても何も出来ない。一先ず帰ろう。何かあれば呼ぶと言われる
わかったかわからないかも、わからず。煙に巻かれたようにみんなの待つダンジョン出口に向かった。
一人になり、無性に寂しくなった
ここまで
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