
ゲームメイカー29 土龍の葛藤
ヤスが何を言いたいのかわかる。
彼方は悪くないと私もわかっているのかもしれない。ヤスは佳那汰さんは、一生懸命動いてくれました。私に怯えながら伝えてきた。
そんなことわかっている。だから、私もダンジョンに入ると告げたのだ。
わたしも、苦しんできた。大事な叔父いつ何があってもおかしくない。希望を持たせ励ました。
私はもう・・・会えないかもしれないって事だろう?あの子にあいたい。会うたびに言われることば
最初は、可哀想に思ったという。
繊細な年頃にひとりぼっち。話してみると以外にたくましい。
ははは、お前も会ってみるといい。お前なんぞ一発でスキになるぞ。とんでもない奴だからな
龍臑を無くし日増しに衰える叔父との会話はその少年の話に終始。始まり、終わる。
会いたい会いたい
だが、勝手に生きてきた叔父に回りが許さない。変な人間に関わるからそんな目に遭うと
私は叔父の願いを叶えるために奔走した。
そう、彼方と会わせるために
今回龍臑を見つけた彼に、言いたい事は山とある。ダンジョンに入り二人きりとなったら、沢山お小言を言ってやる。
そして、連れていこう叔父の元へ
チャンスは一度私が動けば、回りが気づき邪魔するかも知れない。息子のふりをしようと色々計画を立てた。
なんとしても、願いを叶えたい
ここまで
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