ゲームメイカー４　調整

私はゲームメイカー　カシワバラ・ヤスト

いつも、ゲームにダイブしているので、時間感覚があまりない、支度のために自宅に戻るとつい、懐かしい夢を見た。

龍の島に１人で上陸、どこかにいたら遊んでもらうつもりだった。

生憎、餌の取り合い中に真ん中に飛び込んでしまった。

トバッチリではあるが、これも醍醐味だ。

懐かしい話しだが、誰にも信じてもらえなかった。

ともあれ、今日は東京、渋谷に事後調整に行く。

季節を考えて、コンビューターに服装などを指定する。

靴から靴下、カジュアルなトップス、パンツは逆に地味に目立たぬ様にした。

ゲーム内にカプセルを持ち込み移動。

現場にはバグの痕跡はなかった。

薬で眠った彼女を抱え、移動する。

逆に現場の彼女の友人たちは、混乱していた。

上手く防犯カメラに映らないように、接触。

「彼女の友達かな？横断歩道でいきなり倒れた。熱射病かも･･」驚きつつもいきなり現れた私には、警戒していない。

救急車を呼ぶべきだと思うよ。畳み掛けると、彼女たちの表情が曖昧になった。

「私達いなかからきたので、そこの喫茶店で様子見ます。色々ありがとうございました」

あまりしつこくしても、悪いので、少しお金を預け、離れた。

ついでに、今日は東京にいるから、困ったことがあったら連絡をと名刺を渡した。

こういうとき様に、秘書を雇っている。何か連絡入れば対応してくれる。

ともかく、人が多くて、バグの現場特定と原因を探すのに苦労させられた。

ここまで