ぼくは魔法使いになりたかったが、大魔法使いの見習いしています。記憶(土龍の願い)
土龍の叔父であるツキラァラュリィテァルは異世界が元々スキだった。が、ある時を境に頻繁に行くようになった。
異世界で不思議な者に出会った。魔法力等ない異世界で、私を呼ぶ心を持つ少年がいた。
ぼくは名前なんかない親もいない。
貴方には親はいるの?
私はいるけど、ずいぶん会ってないなぁ!
私の姿の見えることになんの不思議も持たない少年の心を危ぶみ、記憶を消す。
会いたかったら呼びなさい。そう念じて
会うたびに、記憶を消す。寂しいとき一人で泣かないように
移動で疲れた私は山中で眠りこけてしまう。
まぁ、そのせいで龍臑を無くしてしまった。そのうち誰が持っているかそれがどうやって手に戻るかわかった。
私は回りの心配をよそに、安心安全な場所に眠りについた。愛しいあの子が起こしに来るまで・・・
ここまで
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