【書評】経験としての芸術


要約すると(1分間要約)

芸術が人々の経験に対してどのように関係するのか?
実際の芸術作品や作成、学術的な芸術論、作成側と鑑賞側の側面などから考察して説明しています。

どのようなことが分かるのか?

芸術は日常とリンクしていたということ。
学術的な芸術論の比較から見える問題点についての考察。
芸術を批評するには、見る側の知識も必要であること。

まとめ

「経験としての自然」と比べるとまだ読み進めやすいです。

作業療法的観点からいえば、

科学と芸術の唯一の違い
興味について
環境の本質
批評について

などのデューイの考え方が理解出来ます。

個人的理解としては、

経験としての自然は、
自然な経験についてを中心に書かれた全体像。

経験としての芸術は、
芸術の分野から倫理学や美学の部分をより掘り下げた内容。

だと思います。

どちらも何度か読まないと理解できないぐらい難解です。


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