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【人生の分岐点】で行ってほしい諏訪大社

11月から再び管理栄養士として、新たな職場に転職が決まった私。

人生で彷徨っていた時に手相を見ていただいた機会があって。
私、霊感が強いタイプなんです。

霊とかオーラが“見える”のではなく、“空気感を読み取る”タイプ。

この時、

神社に行くなら敷居の高い神様がいらっしゃる神社にすること
霊感が強いので、邪気や怨霊があるようなところへは行かないほうがいい

これを教えていただき、おすすめの【諏訪大社】へ数年前から行くようになりました。

特に表題にあるように、転職や結婚など、
【人生の分岐点】
で行くと良いと言われています。

四社参り

諏訪大社があるのは、長野県のほぼ中心にある、諏訪湖周辺。
上社前宮・本宮、下社春宮・秋宮の四社からなる神社です。

全国にある“お諏訪様”を祀る神社の総本社で、国内にある最も古い神社。

創建は古く、古事記の国護り神話にまで遡ります。

平安初期、征夷大将軍 坂上田村麻呂が戦勝祈願をしたと言われており、
源頼朝は源氏再興の守護神として崇敬し、武田信玄もお諏訪様を守護神として崇めていたと言われています。

信濃國一之宮、神階は正一位。

古くから雨風・水の守護神、五穀豊穣を祈り生命の根源を司る神々が祀られています。

そんな歴史ある地元の有名神社を紹介したいと思います。



四社の紹介

諏訪湖周辺地図

私は今回ゆったりと上社に向けて一人ドライブ。
国道19号を進み、やまびこ公園がある塩尻峠を越えると岡谷市に入ります。
そこから、茅野市方面へ諏訪湖周りを車で走ると上社が見えてきます。


❶諏訪大社 上社前宮

諏訪大社 上社前宮

豊かなご神水を湛え諏訪信仰発祥の地といわれているのが、ここ上社前宮。
古くは神殿に付属したお社。

本殿の横には湧き出る清流があり、四方を御柱で囲まれています。

前宮水眼広場
水眼の清流


❷諏訪大社 上社本宮

諏訪大社 上社本宮

神体山を拝する山麓の社と言われている、上社本宮。
社殿の四隅に御柱という大木が建ち、四社の中で建造物が一番多く残っています。

“神体山を拝する”という大きな特徴を持っており、本宮で最も大切な御社殿「東宝殿」と「西宝殿」は、寅年と申年毎に交互に建替がなされ、還座祭が行われています。

1608年、徳川家康が国家の安泰を祈願して造営寄付をした四脚門、別名「勅使門」が本宮最古の建物です。

勅使門


❸諏訪大社 下社春宮

森と静寂に包まれ、民を見守る里のお社、下社春宮。
社頭から真っ直ぐ伸びる道路は、昔春宮の参道で、多くの武士たちが流鏑馬を競った馬場でした。

途中の御手洗川にかかる下馬橋は室町時代の建立。下社では最も古い建物と言われています。

下馬橋


❹諏訪大社 下社秋宮

諏訪大社 下社秋宮

旧中山道と甲州街道の交わる要所で、御神湯が湧く、下社秋宮。

樹齢800年と言われている「ネイリの杉」は秋宮の御神木の一柱です。

青銅製の狛犬は日本最大と言われており、神楽殿は立川流の傑作。
国の重要文化財として指定されています。


御柱祭

木落し

平安時代から1200年も続くといわれいる御柱祭。
7年に1度虎年と申年の春の時期に行われ、宝殿の造り替え、そして御柱を選び、山から曳き、境内に建てる一連の神事を指します。

御柱祭は大きく分けて「山出し」と「里曳き」
上社と下社それぞれで行われ、山で伐採した大木を3日間かけて里へ運びます。

“御柱”となるのは樹齢150年、17メートルを優に超える選ばれた16本のモミの大木だけ。

有名な木落しは、「山出し」の重要行事の一つ。


里曳き

「里曳き」は騎馬行列や花笠踊り、長持ち行列など華麗な時代絵巻が繰り広げられ、沿道に集まる見物客の中を大勢の氏子と御柱はゆっくり各社へと向かいます。

各神社の境内に着いた御柱は柱の先端を三角錐に切落とす冠落しを行って、御神木としての威厳を正し、社殿の四隅に曳き建てられて神となります。

その歴史は古く、室町時代の『諏訪大明神画詞』という文献には、「寅・申の干支に当社造営」が平安初期にすでにあったという記録が残されています。

御神渡り(おみわたり)

御神渡り

諏訪湖独特の冬の自然現象で、湖が全面結氷し、その一部がせり上がり筋になる現象のこと。

諏訪大社上社の男神(建御名方命)が下社の女神(八坂刀売命)に会いに行った足跡であるとも言われています。

最初に出現した南北方面(諏訪市側から下諏訪側)に走る御神渡りを「一の御渡り」、その後同方向に出現したものを「ニの御渡り」と呼んでいます。

近ごろは暖かい年が続き、結氷しない「明けの海」となることが増えており、2023年は「明けの梅」と宣言されました。

諏訪の七不思議の随一とされ、平安時代の和歌にも御神渡りのことがうたわれています。

諏訪の海の氷の上のかよひちは
神のわたりてとくるなりけり(源朝臣顕仲)(堀河院御時百首和歌)


最後に

御朱印

長野県の中央部分に鎮座している諏訪大社。
茅野市には縄文時代の歴史が残る地域で、尖石遺跡や国宝「縄文のビーナス」が有名。

長野県内でも、諏訪湖周辺地域はとても歴史がある地域です。

諏訪大社は、参拝に行く順番に決まりはありません。
上社と下社は距離があるので、車移動がおすすめです。

御朱印も四社それぞれ手に入りますので、これから紅葉の時期も踏まえて、ぜひ一度お越しください💁‍♀️

〈参考資料〉


アクセス

【諏訪大社 上社前宮】
所在地:長野県茅野市宮川2030
電話番号:0266-72-1606
授与所:9:00〜16:30

【諏訪大社 上社本宮】
所在地:長野県諏訪市中洲宮山1
電話番号:0266-52-1919
授与所:8:30〜17:00
宝物殿:9:00〜16:00

【諏訪大社 下社春宮】
所在地:長野県諏訪郡下諏訪町193
電話番号:0266-27-8316
授与所:8:30〜16:30

【諏訪大社 下社秋宮】
所在地:長野県諏訪郡下諏訪町5282
電話番号:0266-27-8035
授与所:8:30〜17:00
宝物殿:9:30〜15:00

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