将棋 現代将棋を読み解く7つの理論 あらきっぺ メモ 2024/03/12
第1章 相対性理論
・相手の動きに合わせて駒組みを行う概念
→攻めには攻め、受けには受け
・相手と形が違う場合はリスクがある
・行き詰まる局面にいってしまう
第2章 即効性理論
・早く効き目が現れる手を優先して選ぶ概念
→45桂速攻とか急戦矢倉とか
・受けの部分でもスピード化
・先行は正義、五段目に早く進める
・守りを最小限に
・玉の移動より囲いの骨格を作る
・勝利の最短距離
第3章 耐久性理論
・相手の即効性理論を封じる概念
・防御の基盤
・攻めの争点を与えないこと
・多少自陣が乱れていても仕掛けの糸口を封じればOK
・耐久性理論が成功すると相手の動きが止まる
・玉が守備を行う
・玉を使う
・急戦に強くなること
第4章 可動性理論
・大駒の利きを増やす、止めない
・通り道を作る
・中終盤でも有効
・玉でも言える。
・玉形を可動性理論で補う
第5章 保全性理論
・特定の駒や自陣を安全にすること
・攻め駒を保全しない攻撃はカウンターがえぐい
・可動性理論を補助する役目
・攻め駒が攻め駒を保全する
・クリップの連結、銀金の形
第6章 局地性理論
・戦う範囲を絞る
・構築→行進→侵入→収束
・行進から侵入で局地性理論を使う
・形勢を把握するときにも役に立つ
第7章 変換性理論
・戦力の価値を変える概念
・寄せを円滑にする
・終盤になると駒の価値が変わる
・損得の変換
・必要な駒を取りに行く
・速度との変換
・局地性理論と相性が良い
・直前まで相手の駒がいた場合捨て駒をする手法
・安全度との変換
・攻め駒が5枚以上変換性理論が使える
・攻め駒が3枚以下の時は補充する
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