深く呼吸をする
イライラしている時
今日はオンラインゲームに負けてイライラとストレスフルな息子が、ガンガン、ドンドンと物にあたっていました。
築年数の古い借家のため上下の階への音を気にしているので、こういう時は「周りのおうちに音が聞こえるから、モノにあたらないで。」と伝えます。
いや、伝える、じゃないですね。
私もイライラで応戦、というのが正しいです。
そして、しばし不毛なやり取りが…
少し落ち着きを取り戻してきた息子が、とはいっても若干切れ気味で「ねぇねぇお母さん、ゲームに負けてイライラするんだけど、どうすればいいの?」と、聞いてきました。
こういう時に私が言うのは、
「深呼吸して」
今回もこのフレーズが出てきました。
そして、このフレーズを言いながら、私も我に返ります。
私もイライラしてるじゃん!と、ちょっと俯瞰的になり、
そして、私も呼吸を整え始め…
と、そんなわけで、前置きが長くなりましたが、
感情のコントールをするときは、やはり呼吸が大切だと思います。
イライラに気づく
イライラしていたり悲しいときに、ふと自分の呼吸に意識を向けると、息を止めていたんじゃないか…ということがあります。
無意識に、息を止めているというか、息を詰めているというような感じ。
呼吸が浅いという状態。
私の感覚的には、喉のあたりや胃の辺りをキュッと絞っているような、止めているような感じで、酸素が体の中まで入っていなくて巡りが悪いような感じです。
そして、こういう時は顔もこわばり、眉間にシワを寄せていたり、胃の辺りに違和感があり、肩が上がっているように思います。
ということは、
呼吸に意識を持てば、自分自身を安定させられるんだな、
というところに落ち着きます。
心理的なカウンセリングでの呼吸法やマインドフルネス、瞑想、座禅なども、呼吸に意識を向けるというところは一緒です。
この「呼吸に意識を向けてコントロールすれば良いんだ」という感覚が腑に落ちたのは、谷川俊太郎さんと加藤俊朗さんの「呼吸の本」を読んでから。
吸って吐くから
吐いて吸うへ。
この本を読んだときにまず思ったことは、
「私、吸ってから吐いてた!」
ということ。
そして「吐いて吸う」にしたら、俄然呼吸がしやすくなったのを思い出しました。
自分自身を呼吸でコントロールする
息が荒ければ、興奮して平静でない状態なんだと気づき、しっかり呼吸をする。
息を呑んでいたら、驚いて平静でない状態なんだと気づき、しっかり呼吸をする。
息が浅ければ、イライラして平静でない状態なんだと気づき、しっかり呼吸をする。
調子が良いときも、調子が良すぎて平静でない状態かもしれないと、自分を俯瞰して見て、そしてしっかり呼吸をする。
良いときも悪いときも、呼吸に意識を向ける。
呼吸からも、答えはつまるところ「自分次第」と教えられているような気がします。
深呼吸なんて意味ない、そんなことしたって変わらない、
と、やらないのは、ちょっともったいない気がするのです。
さて、この本を本棚から引っぱり出したので、久々に読もうと思います。
【今日の私】
ランチにピザを作ったところお皿にのせるのを失敗し、生地はなんとか救えたものの、具だけ床に落下…
このときの私は、息が止まって、小さく叫び、そしてため息をつきました。
驚いて固まって、
ショックを受けて、
悲しくなって、
諦めて、
そして気を取り直す
そう考えると、
このときだけでもきっと何種類もの呼吸をしていたんだろうな、私…
ということで、気を取り直して、まだアツアツだった生地の上にチーズをトッピングしたのに、チーズは溶けてくれなかったのが、この写真です。
こういう日もありますね。
明日もがんばろうっと。
#呼吸 #キャリアデザイン #ライフデザイン #キャリアコンサルティング
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?