「with コロナ」 No.20 part 2
こんにちは。
毎日投稿20日目!!!
元の日常に戻れると考えない
今日は昨日に引き続き、著書「コロナ時代の僕ら」について書いていきたいます。
コロナの影響は尋常じゃないです。
これを乗り越えるためには、3つの段階が必要であると昨日の記事で伝えました。
今日はその中で、2個目と3個目の段階について書いていきます。
◆②大いなる献身
1ヶ月以上も自粛が続き、ゴールデンウィークは遊びに行くことができず、
とてもつらさを感じていると思います。
私自身、在宅勤務が多かったり、楽しいことがなかったりと、自分が思っている以上にストレスを感じています。
自粛をせざるを得ない状況までになってしまったことに、
ショックが少なからずあると思います。
どんなショックかというと、
”今までの環境がどれほど脆いものだったのか”
→やっていた仕事、とってきたコミュニケーション、教育、オフィス
すべて感染症の前では太刀打ちできなかったですよね。
次に、孤独(ストレス)も感じていると思います。
著者のジェルダーノさんは、自粛の状態は、
全員軟禁・受刑者状態だと言っています。
これのせいで、疑心暗鬼になり、差別をするような考え方(全部あいつらのせいだ)にならないで欲しいのです。
①政府、市民、専門家
→この感染症で、今までこの三者がどれほどうまく関係が取れていなかったが顕著になりましたよね。
政府のせい、専門家のせいにするのではなく、
「この感染症について自分からしっかりと学ぼうとしたか。」
などのように、自分ベクトルで考えるようにしたいですね。
②外国人、来訪者
③中国
他にも上に書いてるように、外国人のせいにしたり、中国のせいにしたり、、、
誰かのせいにして、現状が変わるならしたらいいですが、
この大きな問題を全員が誰かのせいにしているといつまでたっても解決には至らないと思います。
では、どうしたらいいのか。
この感染症は、
人類の活動全体のせい
この考え方が正しいのではないかとこの本には書かれています。
環境破壊であったり、大量消費であったり、
ここを見直すことで、次にこのような感染症が起きる恐れは防げるのではないでしょうか。
◆③大いなる忍耐
自粛の後はどうなるか考えたことありますか?
地域・国単位で考えるのではなく、
地球規模で考える必要があります。
次に一番予測されることとして、アフリカからまた世界に広がるというものです。
アフリカで感染症が流行したとしても、
イタリアのようにロックダウンをすることができないのです。
ロックダウンができるということは、相当な社会的・経済的環境がないとできないのです。
ですから、急に元の日常に戻れるわけではなく、
”条件付き日常と警戒が交互する日々”
これが今後の毎日になってくると予測されます。
例えば、イタリアの現状を見てみます。
欧州最長のロックダウン 2ヶ月間(3/9~)
5/4~段階的解除(フランスは5/11~)
→5/4 製造業、建設業、5/18 小売業、6/1 レストラン)
また、外出する時は外出申告書の提出、マスク着用、消毒、対人距離確保、など
すごく、すごく、厳しい規制のもとで生活していくことになっていきます。
日本はこの自粛要請期間が終わったらどうなるのか?
ここを今一度考えていく必要があります。
◆まとめ
この感染症で、いろいろなことを学ばされました。
今の環境の脆さ、ウイルスと細菌の違い、病院の状況など
これを、忘れてはいけないのです!
この現状をまねいてしまったのは、
①人類のあなどり ②人類の準備不足 ③人類活動のせい
この3つを忘れずに次にやってくる感染症を防ぐ手段を今から考えましょう。
”元の日常に戻る”この考え方では、感染症が繰り返されたときに、また同じように苦しみを繰り返してしまいます。
「after コロナ」→「with コロナ」
なくなったあとばかり考えるのでなく、どう対処できるかを人類の知恵を使って考えていけるといいですね!
最後まで読んでいただきありがとうございます☺️
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