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「ゆるめる勇気」持続可能な自分を目指すことも立派な挑戦

まだまだ派遣社員として働いているかもしれないし、フリーランスライターとして生計を立てられているかもしれない。本望ではないけど、フリーランスとして働くことが怖くなって会社員になっている可能性も大いにある。

昨年も参加した #マーブルアドベントカレンダー で投稿したわたしのnoteの最後の一言。ちょっと笑ってしまった。だって、今のわたしは派遣社員でもフリーランスでも会社員でもない、無職だから。

予想外』

今年を一言で表すとこれ。予想通りに人生を歩める人なんて一人もいないけど、それにしても、今年はわたしにとって今まで生きてきた中で1番予想外だらけだった。

その筆頭は、2月に突然ひとり暮らしを決意して、その一週間後には家を決めていたこと。無計画だったから、当時週4日で勤務していたわたしは、生活費が想像以上にカツカツだと後から気づいた。

「ひとり暮らし、始めるから!家も決めてきたし!」と両親に意気揚々と突然宣言したあと、青ざめて電卓をたたいていたんだった。でも、今日までなんとかなっている。

2024年 予想外一覧
・ひとり暮らし開始
・大谷さん結婚(←入れてみた)
・おひとり様ディズニーで数年ぶりの友人に遭遇
・仕事を辞める
・自分の市場価値の激低さを知る
・転職活動もストップさせる
・保育の仕事をする
・ハノイに飛ぶ etc…


年頭から「ここ、おもしろそう!」と思って乗った船から、思いの外すぐに降りることが立て続けに起きた。

かと思ったら、すぐ違う船が来たり。

居心地がいいなと思っていた船だったけど、実は自分がめちゃくちゃ漕ぎすぎていたことに気づき、そのあとしばらく浮上できなくなったりもした。

「もう違う船に乗り換えよう」と思って探しはじめたけど、なかなか見つからず。そしたらだんだん、船に乗ること自体が怖く感じてきて。その間に大きな波に飲み込まれ、パーンと海に放りだされた。

今はただ浮いている。
そんな感じ。

それにしても、なんでこんな予想外がいっぱい起きたんだろうと考えてみた。わたしにとってはここ2.3年の方がワーキングホリデーを経験したり、オンラインスクールに通ったりなど、内容的に濃い経験をしてきたのに、今年の方が断然バタバタしたから。

それはきっと、ここ数年にいっぱい動いて吸収できたものをもとに「今後の自分」について今まで以上に本気で考えて、自分の力で切り拓こうとしはじめたからなのかもしれない。

この歳になると、1つの決断が後々に大きく影響してくると感じている。周りは結婚して子どもを持つという決断をしている人が増えてきたなかで、そっちの道を選んでいない自分は「なら、どうする?」と突きつけられている感じ。どちらの道に進んでも、進んだ先にまた分かれ道が待っているんだけどね。

今年の初め、自分の中では「今年は“ゆるり”と過ごしたい」と思っていた。思っていたのにやっぱりジタバタ動いている。あいかわらず、じっとしてるのが苦手なんだな。

新しいことに挑戦することはとてもいいことだけど、来年は必要なことを見極めたり減らしたりして、「ゆるめること」を身につけていきたいと思う。わたしにとってはこっちの方が遥かにむずかしいだろうな。

でもそろそろ、猪突猛進型じゃなくて持続可能型の自分を目指していきたい。

2025年の目標はこれにしよう。


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