私が黒いオリーブを食べないわけ
今日の晩ごはんは地中海風のチキンキャセロール!
スーパーで買った緑と黒のオリーブの漬けものを使いたいと思い立ち、鳥のもも肉を使う煮込みメニューにした。
随分前にテレビで緑のオリーブを薬品につけて黒いオリーブに加工するシーンを見た。
不自然なまっ黒のオリーブはそれ以来食べなくなった。元々食べる時に薬品の味がするのが気になって、「どうして?」と思っていた時にテレビでこの場面を見て腑に落ちた。
Googleで調べてもその事について何も情報が出てこないのでduckduckgoで検索してみた。
知りたい情報が色々出てきた!やった〜、さすが検閲されてないだけある🤣
上記のブログ記事内の情報を要約して紹介すると…。
真っ黒になってから収穫されたオリーブを漬けものにする地域があるが、普通缶詰などで販売されているブラックオリーブは、グリーンの実の状態のオリーブを、薬品を使って酸化させるものがほとんど💦
黒くなってからの実は洗って処理する必要があり、加工するのにかなり手間がかかる。
そして、手間ひまかけて自然な方法でつけたブラックオリーブは優しい黒紫色をしている。
スペインのアラゴン地方の有名な漬けもの。エンペルトレという品種、塩味が強いが、ほんのりと発酵していてブランディのような風味。
薬品を使用せず塩水を何度も何度も変え、手間と時間をかけて塩だけで灰汁抜きして作られたブラックオリーブは日本でも買うことができる。
上記サイトを要約して紹介すると。。。
1920年創業のサルヴィアーニは、イタリア中部、ローマ近郊にあるカステルマダマに住んでいた家族が、オリーブの実を作り始めたことから生まれた。
初めは自分たちの地元の地域だけでオリーブの実を販売、今では車で20分ほどのローマまで、当時はロバに乗ってオリーブを売りに行っていたそう。
何世代にもわたりこの家族の経験を受け継ぎ、現在はイタリアのいくつかの地域からオリーブを取り寄せ、長年のノウハウを駆使してテーブルオリーブへと加工している。
オリーブ加工を知り尽くした経験を活かして、手間を厭わずに時間をかけることで、見事なオリーブに仕上げている。
オリーブの灰汁抜きは大変手間がかかる作業。それゆえ苛性ソーダを使用して短期間で灰汁抜きされるのが通常だが、サルヴィアーニのオリーブの実は、100%ナチュラル。
薬品を使用せず塩水を何度も何度も変えながら、手間と時間をかけて塩だけで灰汁抜きしている。薬品臭さがなく、自然の風味を味わえる。
使用されているのは、「レッチーノ種」。もともとはトスカーナの品種で、現在では広くイタリア全土で栽培されている品種。
バジルやミントの香りを感じるフレッシュさが特徴でアーティチョークやアーモンドの香りも後から感じられる。
そのままお酒のおつまみに、サラダやお料理の具材としてとても美味しく便利に使える。
食塩水ではなくオイルに漬けてあるため、より風味が高く、ブラックオリーブの美味しさを存分に堪能できる。
というわけで、私が薬品臭いと思ったのは気のせいじゃなかったことが今回あらためて証明された。
残念ながらスーパーで買ったブラックオリーブは今回も活躍の場を失った。やっぱり体に良くないとわかると食べられなくなる😅
我が家の食卓には前回と同じく緑のオリーブがたくさん入った地中海キャセロールが並んだのだった。チャンチャン!