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はじめて夜行バスに乗って気づいたこと

出雲行きの高速バスに乗った。
残念ながら、後ろの人が気がかりで、ほとんど背もたれを倒せないでいた。


よだれだらだら、だらだらよだれ。
寝ている間、こんなにもよだれが出ているのか。
頭蓋骨の重みで、歯を食いしばって寝ていた。
顎の不快感と唾液の匂いで1時間ごとに起きてしまう。

仰向けになって寝ることがどれほど幸せか。
仰向けになっても寝付けないことがよくあるが、やはり仰向けが人間には1番睡眠に適していると身をもって感じたのだった。

出雲につき、靴を履く。
足がぱんぱんで入りにくい。浮腫んでいるんだ。

そういえば10時間も座っていられた。
中学の夏休みの宿題で選挙ポスターを書いた時以来だ。
座位以外、共通点はない。

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