シナモンロールにチャイラテと、ちょっとの愛。
掃除機に溜まったホコリを捨てるとき、私の記憶を一緒に捨ててるみたいで怖い。
どこにいってしまったのかわからなかったけど、そうか。
自分で捨てたのか。
君は、私を私ではない誰かと似ているねと言った。
私は、君が君だけの世界で作り出した私として生きてはいけない。
ここに存在する私は全くの別人だよ。
シナモンとチャイのスパイシーな匂いが充満する部屋で、君は私のことを恥ずかしいと言った。
そこでヒトカケラの愛が零れました。
シナモンはシナモンロールに、チャイはチャイラテに、愛は粉々に。
足りてる、足りてる。
大丈夫。
君ならいつかちゃんと私を、牡羊座のハマルにしてくれると思った。
君なりの愛という名の鈍器で。
だけど私はヘレのように溺れ死ぬことになりそうです。
君のペラペラな愛のせいで。
私のタバコのジュって音で今日が始まる。
今日もできる限り、色んなことに絶望しながら生きていきたい。
書くことは孤独で、読むことも孤独がゆえだと。
私はみんなの孤独と一緒に生きれて嬉しい。
私だって優しさに包まれて生きたい。
私だって気づいてもらえる世界で生きていたい。
だけど私はそんな暴力を振るわれない世界にいます。
私はたくさん優しさで殴って、後に引けない世界を作り出しています。
足りてるんだよ。
今日も君の温もりで眠りにつきましょう。
君の夢で私が君を、愛で殺していますように。
朝が来たら、間違えれますように。
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