今まで気づかなかったサードプレイスの大切さ
過去に読んだ本で、その時はしっくりこなくても、後になって「そういうことだったのか!!」と思うことってないだろうか?
私の場合は最近、「サードプレイス」という言葉が本を読んでから4か月ぶりにしっくりときた。
その本とはワーママはるさん(尾石晴)さんの「ライフシフト習慣術」
最初読んだ時は、「これをやったらいいよ」という色々なことが「私にはできないよ、ワーママはるさんはスーパーワーママさんだからできるんだよ…」と思ってしまった。
その中の1つが「サードプレイス」というものだ。
サードプレイスとは…会社員、母以外の所属する場、肩書き。
人生を長期目標で見た時に、現役の頃から個人で所属する場所をつくっておくことがおすすめ、とのこと。
私はこれ↑やワーママはるさんが例として挙げられていた副業的なお仕事の数々を見て、「今一つの仕事と育児だけでも大変なのに、いくつも仕事を持ったりするのは無理…」と思ってしまった。
でも、最近の出来事から「サードプレイスって必要なんだな」と思った。
なぜサードプレイスって必要?
私は新卒で入社してから同じ会社で同じ仕事をし続けて14年目になる。4歳の息子の母でもある。
最近(というかずっと)、毎日がしんどいなと思っていた。
仕事は常に回っていなくていつも「自分には能力がない」と落ち込んでいた。
先月、会社の中で「タイムマネジメント研修」を受けた。
仕事も家庭もあまりにも回っていないから一念発起で申し込んだ研修だ。
そこで、全国の色んな部署の人と話をして、めちゃくちゃ発見があった。
みんな忙しくて自分の思うように仕事ができないから「タイムマネジメント研修」を受けている。
でも、他部署の人は社内的な仕事や社外であっても対企業なので、そこまで切羽詰まっていないような気がした。
私は入社して以来、ずっと個人のお客様に対応していて、事故に遭われたお客様の対応なので、ものすごくせかされたり、せかされていなくても、基本怒っているお客様の対応なので、「一刻も早く対応しないと!」という仕事である。
社内的な仕事の場合、〆切もゆるやかだし、万が一〆切に間に合いそうになくても、なんとか調整できるかもしれない。
対お客様だと〆切は「今日中」とかも多いし、〆切を設けられていなかったとしても自分なりに「〇日までにやらなくては!!」とめちゃくちゃ無理なスケジュールを組んでしまう。とにかく怒られるので。
他部署の人と話をしていて、「あぁ…私って元々常に時間に追われ、精神的に追い込まれる部署にいるんだな」と14年目にして改めて痛感した(遅)。
でも、普段忙しすぎて研修など受けようという気にもならなかったので、今回忙しくても研修を受けて他部署の人と話をすることで、自分を客観的に見ることができた。
元々タイムマネジメントが難しい部署にいるんだから、常に自分を責めたり、落ち込んだりしなくてもいいんじゃない?とちょっとだけ思えた。
「サードプレイス」ってはるさんは「他の仕事」の意味で仰っていると思うけど、こういう風に「普段の仕事と育児」以外の時間・場所も「サードプレイス」って呼んでもいいんじゃないかなと思った。
そういう定義だったら、たまにサードプレイスを持つことでちょっとホッとできたり、明日からも頑張ろうと思えたりする気がした。
私にとってのサードプレイス
研修は一時的なものだけど、他にもサードプレイスと言えるとすると、
・毎朝の瞑想ヨガ(半年も続いている)
・ライフオーガナイザーの講座
・note投稿
・読書
も該当するのではないかと思った。
いやいや、特に最後の「読書」って自分一人ですることやん! サードプレイスもくそもないで?!と思うが、私にとって今は仕事と家事育児でいっぱいいっぱいでマンネリになっているので、「読書」は新たな知識を得る私にとっては立派な「サードプレイス」である。
最近、YouTubeを聴くことが多かったが、勝間和代さんの読書についてのサポートメールを読んで「読書が一番内容も濃いし、信頼できるよな…」とハッとした。
私は疲れていたらついついSNSを見たり、YouTubeを聴いたりしてしまうが、特にSNSは見ても自分にとって有益な情報はないことの方が多い。
でも、読書はピンポイントで知りたいことがわかるし、面白い本に出会ったらSNSやYouTubeの比でないぐらい面白い。
私にはワーママはるさんのように仕事でのサードプレイスはないが、趣味程度でも仕事と育児以外の場・時間を持つことで、ホッとできたり、ストレス解消になったり、自分を客観的に見られたりするのかもしれない。
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