中国のフルーツ飴 冰糖葫芦(ビンタンフールー) -石畳のロマン香るハルビンにて
2019年1月2日のこと、私は中国のハルビンにいた。ハルビンという街は面白くて、-20度、いやそれ以下の気温だというのに、行き交う人はアイスクリームなんかを食べながら石畳を歩いている。それも、ジーンズにジャンパーといった信じられないほどの薄着をしている人も。聞けば、この地域では若者は痩せ我慢をしてでもおしゃれにキメて、彼氏彼女とこの中央大街を歩くのが定番のデートなのだとか。なるほど。なんだか初々しい。対して、日本でも「大の寒がり」で通っている私は頭から足元まで雪だるまのように