見出し画像

【自省録】仕事に行きたくなさ過ぎる時に読む本

こんにちは。

キャリア哲学スクール主宰のたつろーです。

月曜日の朝ですね。

こんな日は

「めちゃくちゃ仕事に行きたくねえ・・・」

って思う人も多いんじゃないでしょうか?

僕も、独立してそれはだいぶ減りましたが、
気が重い時は正直あります。

そんな方に読んで欲しい
マルクス・アウレリウス著の『自省録』を今日は紹介します。

このあと説明しますが、
アウレリウスはローマ帝国の皇帝です。

皇帝という最もその国で権威のある人間も、
我々のように悩み苦悩して、もがいている様子から勇気をもらえる。
そんな本です。


自省録とは

まず、『自省録』の著者、マルクス・アウレリウスについて説明します。

マルクス・アウレリウスは121年~180年に生きた
ローマ帝国の皇帝です。
五賢帝と呼ばれる時代の最後の皇帝です。

皇帝ですが、哲学を愛していたため、
「哲人皇帝」と呼ばれています。

アウレリウスは『五賢帝』と呼ばれていますが、
その治世は異民族の襲撃などに対応する日々で、
決して平和で静かな時代を生きた皇帝ではありません。

そんなアウレリウスが、日々忙しく戦争に挑む中で、
思索したこと、感じたことを自身に向けた備忘録のような形で書いたものが
『自省録』です。

そんな自省録の中で、仕事に行きたくねえって思ってる方に紹介したい一説を引用します。

人は田舎や海岸にひきこもる場所を求める。(中略)しかしこれはきわめて凡俗な考え方だ。
というのは、君はいつでも自分自身の内にひきこもることができるのである。(中略)自分自身の魂の中にまさる平和な閑寂な隠家を見出すことはできないであろう。(中略)そしてそこ(自分の魂の中)には簡潔であって本質的である信条を用意しておくとよい。

『自省録』第四巻3 / 神谷美恵子訳

アウレリウスほどの人間でも、自分の魂の中にひきこもる場所を用意して、その中に信条を置いているという話は、非常に親近感が湧きますし、
「仕事に行きたくない・・・」というブルーになったときほど思い出して頂きたい一文だと感じてます。

というわけで皆さんお仕事いってらっしゃーい!

僕も非常に気の重い仕事があるので(業務委託先の仕事)なんとかこなします笑


いいなと思ったら応援しよう!