【140字小説】無限ループ
羽音丿 イズさんの
【募集】小説家になりたいあなたへ
という記事を見て、
おっさんも書いてみました。
【140字小説】無限ループ
僕は死んだ。
原因はわからない。
憶えているのは還暦の誕生日を迎え、
最後の晩餐に卵かけ御飯を食べたこと。
死んだことを理解しているのは、
これまでに何回も経験しているから。
突然意識が無くなり、
次に目覚めたときは目の前に若い両親の顔がある。
また新しい人生がはじまった。
一体いつまで続くんだ?
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