#ネタバレ 映画「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~」
「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~」
2019年作品
恋愛は人を育てる
2019/10/5 9:53 by さくらんぼ
続編の予告編です。
( 引用している他の作品も含め、私の映画レビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。)
「 映画『ローマ法王になる日まで』との共通点を述べよ 」、
という問題があったとしたら。
★★★☆
追記 ( 初告から学んだこと )
2019/10/6 9:34 by さくらんぼ
小学5~6年の頃、同級生の女子から告られたことがあります。
彼女は(ある地味な)同じ部活の仲間でもありました。部活時に一段とハイテンションになった彼女は、私の背中を思いっきりパンパン叩いて(少々痛かった)はしゃぎました。私も時おり、床に転げるというサービスをしてあげました。
彼女のイメージをひと言で言えば、当時まだ若かった美空ひばりさんのようでした。
ある日の休憩時間に、そんな彼女と、その仲間たちから呼びだされ、告られたのです。
彼女は、転校が決まったので、その前に私の気持ちを確かめたかったようでした。
でも…まだウブだった私には、誰にも恋愛感情は芽生えておらず、黙って逃げだして…。
あれ以来、(神の前で素直になるように)恋愛における駆け引きなど姑息であり、好きな人が出来たら素直に告って良いのだ、(不道徳でもないのに)その勇気がないのは情けないことだと、そう信じて生きてきました。その割には、いつも成果がありませんでしたが。
ですから、この映画「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~」を観て、少々カルチャーショックを受けたのです。
追記Ⅱ ( 「交渉ごと」という共通点 )
2019/10/6 9:53 by さくらんぼ
それはともかく…
世の交渉ごとには、いろいろな方法があると思います。
なんらかの、駆け引きと呼べるものも、あるでしょう。
こちらの要望を強引に押しつけるのではなく、相手が「自分で思いついた」と感じるように仕向けられたら、最上なのかもしれません。
その「交渉ごと」という共通点で、映画「ローマ法王になる日まで」と、この映画「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~」が、くくれる様に思うのです。
追記Ⅲ ( 映画「ベスト・キッド」(2010年)も )
2019/10/6 15:02 by さくらんぼ
映画「ベスト・キッド」(2010年)の追記Ⅳ ( 奥義 ) 2018/8/29 17:04 by さくらんぼ より転記
『 そして「Z」(たぶん奥義)が凄い。
なんとカンフーだと思っていたら、「気」の話になって行きます。
列車の中で、二人にはこんな会話がありました。
ドレ:今日は何の勉強?
ハン:『氣』(「気」)だ。内なるエネルギー、命の本質。我々の体の中で、流れるように動き、力の源となる。
ドレ:スターウォーズのフォースと同じだね。ハンさんがヨーダ、僕がジェダイ。
やがて山上の修行寺に着き、そこでドレが目撃したものは、「女性の動きを真似るヘビ」。
ハンが泉で説明します。
① 「 (たぶん彼女の)頭と心が、水面のように静まり返っていれば(たぶん「無心」の事)、ヘビは水に写った自分の姿を彼女の姿と思い、つられて動くようになる 」。
ドレは言いました。「どうやったら相手を操れるようになるの」と。
そう言えば「宮本武蔵」にも、無心の沢庵和尚の側を通った武蔵が、自ら出す殺気が和尚から跳ね返ったのに驚き、飛び上がるエピソードがありました。 』
この映画「ベスト・キッド」では、相手を操って戦う奥義が描かれていた可能性があります。これも一種の、交渉ごとと言えなくもありません。
追記Ⅳ ( 恋愛は人を育てる )
2019/10/6 15:21 by さくらんぼ
いろいろ書きましたが、
主役二人も、
最後には、
「私の気持ちを聞いて!」、
みたいな雰囲気になっていたように思います。
「やっと落ちたな!」ではなく。
追記Ⅴ ( アイドル姿の環奈さん )
2019/10/6 16:10 by さくらんぼ
しかし、橋本環奈さんは、ああいう役をやらせたら最強かもしれません。
安心、安定の世界観です。
その上で申しあげるのですが、アイドル姿の環奈さんが、劇中にホログラムで浮かび上がりました。
ほんの一瞬でしたが、
久しぶりに、アイドルしているお姿も、じっくり拝見したいものです。
追記Ⅶ ( 裏で描いていたのは「貴族同士の格争い」か )
2021/7/30 21:35 by さくらんぼ
( 映画「あのこは貴族」のネタバレにも触れています。 )
録画した映画「かぐや様…」の特別編集版を少しづつ観始めました。
映画館に続いて二回めですが、映画館の時よりも面白く感じます。漫画チックな世界観になじんだせいでしょうか。
ところで、映画「あのこは貴族」では、ヒロインに縁談が持ち上がったとき、貴族同士でも、どちらの家の格が上になるのかを問題にしていました。そして結婚後も、格下と判定されたヒロインは、夫や親族から軽く扱われていたのです。
ですから、この映画「かぐや様…」の特別編集版も、どちらから告白させるかを競う恋愛ドラマの体をとってはいましたが、裏打ちしているのは「貴族同士の格争い」の話であったのかもしれないと思いました。
追記Ⅷ ( 踊りもトップアイドル )
2021/8/1 22:33 by さくらんぼ
特別編集版の部分だと思いますが、ラストにオマケのショートストーリーがくっ付いています。
その中、皆で踊るシーンがあるのですが、さすが橋本環奈さん。
アイドル時代に取った杵柄か、キレのあるダンスを見せてくれます。
遠くからの短い映像ですが、女優さんがオマケで躍るのと、アイドルグループのトップが躍るのとは、やはり違いました。
追記Ⅸ ( 高貴なお方 )
2021/8/2 9:55 by さくらんぼ
文武両道のうえ大財閥の娘である生徒会副会長・四宮かぐや(橋本環奈さん)の氏には、「宮」という言葉がつき、皇族方への敬称である「宮さま」を連想させます。
そんな四宮かぐやが花火大会に行く夜には、大きな菊の紋章のような柄の浴衣を着ていました。
かぐやは、手の届かない「かぐやひめ」からの引用でもあるのでしょう。
追記Ⅹ 2022.7.5 ( お借りした画像は )
キーワード「ステンドグラス」でご縁がありました。神秘的ですね。無加工です。ありがとうございました。
( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)