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#ネタバレ 映画「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」 コンピューターはネットワークで生きる

「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」
2020年製作 101分 アイルランド・カナダ合作
2022.6.8


( 引用している他の作品も含め、私の映画レビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。) 

文学が大好きなヒロイン・ジョアンナ(マーガレット・クアリー)は、勉強するだけでなく、自らも作家になりたいと思うようになり、老舗出版エージェンシーに就職しました。

厳しい女性上司もいましたし、映画「プラダを着た悪魔」みたいだとの評判の作品です。

しかし、映画「プラダを着た悪魔」では上司が教育係でした。

でも、映画「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」は、担当するJ・D・サリンジャーとの電話や、彼へのファンレターの心を込めた返事書きが、教育係になりました。上司はジョアンナには期待せず、単純事務しかやらせませんでしたから。

映画「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」の上司は、昔人間でコンピューターが大嫌です。文章を書くのも、昔ながらのタイプライターを好んでいます。

この伏線から、映画「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」はコンピューターとネットワークのお話のように感じられました。

ジョアンナは人間コンピューターとなり、郵便や電話というラインを通じて、遠方と情報をやり取りし、独学で成長していったのです。

ジョアンナは自分に期待してくれない上司の仕事をしながら、仕事を通信教育やオンラインセミナーのように使ったのです。

女心の機微が分からない私には、少し単調に感じましたが、アイディアも面白く、なかなか良いなのかも作品かもしれません。

★★★☆

追記 2022.6.8 ( お借りした画像は )

「窓の外を見ている女の子」のようです。授業中・仕事中に、窓の外を見ていた事を思い出しました。体はここに居ても、PCネットワークのように、心は世界を彷徨っているのです。無加工です。ありがとうございました。



( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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