読書メモ「ビジネス書ベストセラーを100冊読んで分かった成功の黄金率」
タイトルどおりの本である。いろいろなビジネス書の論旨を比較すると、全く反対のことを言っていたり、無茶なことを言っていたり、怪しいことを言っていたりして、何がなんだか分からなくなる。それを笑おう、という楽しい本。
僕もビジネス書は結構好きでそれなりに読んできたが、読んでいるうちは、これはすごい!やってみよう!と思うが、なかなか実行できないし、実行してもそのとおりにならない。僕が怠け者ということが一番大きいのだろうが、その本の言っていることがそもそもおかしいのではないか、という視点を、今回もらうことができた。もしかしたら、僕は「教訓迷宮」(ビジネスブックラビリンス)に陥っているのかも知れない。
結局、僕が得た黄金率は何かというと、早起きは良いことだ、ということくらい。…知ってました。
あと、読んだ人に害を及ぼす「屠読筆墨」(とどくのひつぼく)という言葉を知れて勉強になった。