読書メモ「バカの壁」
温暖化について事実として言えるのは、近年地球の平均気温が年々上昇しているということ。炭酸ガスの増加云々は、あくまでもこの温暖化の原因を説明する一つの推論に過ぎない。行政がこれほど大規模に一つの科学的推論を採用してそれに基づいて何かをするというのはこれが初めてではないか。科学的推論と科学的事実は別物。全てが不確かだから何も信じるなと言っているわけではない。80%の確率で炭酸ガスと思える、という結論を持てばよい。ただしそれは推測であって真実ではない、ということが大切。科学を絶対