始まりはここから。
3年前。37歳の時に住居件店舗(美容室)を建てた。
しかし、そこがゴールではなく、全ての始まりであり、初めて経験する
「正解は自分が創る」
の始まりでもあったなぁと、振り返る。
ここに行き着くまでのお話しを。
脳みそ腐ってると言われた日々
20代はこんな事を言われながら仕事をしていたなと、思い出します。少し昔の話をしますね。
今、こんな事を言ったら大問題というか、パワハラで訴えられてもおかしくありませんね。。
今から約20年前はどこでもそれがまかり通っていた時代というか、それが当たり前でした。
そして、そう言われてしまうのが仕方ない程自分はどうしようもなくダメダメで、誰よりも失敗しましたし、迷惑をかけていた自信があります。
今思えば、そんな自分に向き合って叱ってくれて、感謝すべきだったなと思います。
何が1番ダメだったかと考えると「プライド」です。何も出来ていないのに、見栄っ張りで、良く見せたいという外側だけガチガチに固めて内側はからっぽ。まさに、心貧乏。
何も身についていないのに、出来ているフリ。失敗をしても深く考えずにいた為、前には全然進めませんでした。
でも。自分は進まなくても、時間は進みます。そうすると、置いていかれるんですよね。なにで実感するかというと、後輩が入ってきた時です。最初はもちろん教える立場に立っていますが、物覚えの早い子達はどんどん進んで、あっという間に追いついてきます。気付いた時にはもう遅くて、成長スピードは出来る子たちの方が遥かに早いので、そこから行動しても遅すぎていて、先に働いているアドバンテージはなくなり、抜かれていきます。その時の惨めさは、変なプライドばかり持っていた自分にとっては地獄のようでした。焦って遅くまで練習したとしても、誰にも聞かず自己流でやってしまっている為、結局何も身についておらず営業中はまた失敗の繰り返し。。
そんな事を続けていると、先輩から使われなくなってきます。当然ですよね。。
そして、後輩も経験を積み、さらに差は開きます。みんなに呆れられて、最終的には同情に変わります。
同情されるレベルまでいった事ある方いますか?笑
もう、何もする事も出来ず幽霊社員のように受け付けに立ち、お客様を覚える事、話す事だけは唯一得意だったので、話専門のスタッフみたくなってました。自分の存在価値はそこにしかなくて、お店にいる意味も見失っていきました。
向き合わなければいけないことから逃げ、ごまかしの毎日。人を羨み、妬み、自分と比べる日々は苦しくて、何をしてても楽しくなくて。
でもそれは全部自分のせいでした。。