12月(2023年)の読書
まだ読書メーターはまとめが出ていなかった。表紙の画像が無かったので借り物。後で読書メーターの分は追加することにして、12月読書の振り返り。ベストだけど順位は新しい順になっているから。
ベスト
『血を分けた子ども』オクテイヴィア・E・バトラー
久しぶりにSFを読んだ。これは短編集でSFだけではないけど、表題作は面白かった。この作家の長編も読んでみたいと思った。
『新装版 昭和史発掘 (6)』松本清張
今月の読書が「松本清張を読む」にしたのだけど、この分で2月いっぱい(2.26事件)まで行きそうなペースだった。
『日本断層論 社会の矛盾を生きるために 』中島岳志
今月は読んだ本みんないいように感じる。これは森崎和江入門書としてグッド!
『タイムスリップ・コンビナート』笙野頼子
『鼻/外套/査察官』ゴーゴリ/ 浦 雅春 訳
『スーザン・ソンタグ 「脆さ」にあらがう思想』波戸岡景太
これもスーザン・ソンタグの入門書として。
『ブリュメール18日 』カール マルクス,(翻訳) 植村 邦彦 (平凡社ライブラリー)
けっこう以前から読もうと思って積読状態だったのだが、やっと読めた。
『悪と全体主義―ハンナ・アーレントから考える 』仲正昌樹
これも入門書的な本かな。入門書よりも実際にアーレントの本を読むべきなのだが。
『シィエスのフランス革命: 「過激中道派」の誕生』山崎耕一
映画『ナポレオン』の予習のために読んだのだが、おもったより収穫があった。
『ディディの傘』ファン・ジョンウン, 斎藤真理子訳
今月は小説は少なかったのだが、これは今年でもベストになるかも。ファン・ジョンウンは好きな作家だと再確認した。
『黙殺―報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い』畠山理仁
映画『NO 選挙,NO LIFE』を観てから読みたいと思った本。