青空に飛んでゆく鬱、空燕
燕の巣を撮ろうとおもったらもう空の巣だった。燕も飛び立つ季節になってしまった。こんな場所でぼやぼやしていてはいけないよ、きみ!
「シン・現代詩レッスン」で二人称の使い方の練習。ほとんど一人称の日記だけど、たまには二人称の日記もいいかもしれない。対話型日記なのだ、きみ!
それでコメントでもしてくれれば嬉しいが、そんなことはめったにない。いやあるんだけど、それに返信も出来ないのであった。コメントがあるのも知らないときもあるのだ、きみ!なんか変だと思うのは最後に使うやり方ではないんじゃないかと。
きみから始めるメッセージとか。昨日は相変わらずの体たらくだった。「シン・短歌レッスン」をやったからいいとする。そんなに一度に出来るものではないのだよ、きみ!やっぱ、最後にきみと呼びかける形になってしまう。二人称は難しいのか、普段通りに戻す。
読書は『魔の山 下』に入った。100分de名著は、もう三回なのに、なかなか読み進められなかった。やっとナフタが出てきたところ。第三回で重要登場人物ということだった。ナフタは神秘主義思想を持った男。二元論なんだな。二元論はあまり好きではなかった。一元論的な性格。性格で決まるのではないと思うが二元論は哲学とか面倒臭いとおもってしまう。ナフタも面倒くさい奴のようだった。ナフタリン臭いというか?
『窯変 源氏物語9』も読み始める。この巻はほとんど柏木パートじゃないか?「若菜下」と「柏木」だった。まだ100pぐらい。小説はもう1冊『蝦夷地別件』があるのだった。上巻を読んだので続きを読みたいのだが、なかなか読めない。松本清張『日本の黒い霧 上』は上巻だけにした。こっちは小説ではなくノンフィクションなんで。下巻は「帝銀事件」とかだから映画で観たからいいか。NHKでも観たので。要はアメリカ軍が深く関わっているので日本の警察はそれ以上踏み込めないということだった。上巻だけでも理解できる。
こんなところだった。今日は図書館に寄って(返却本が5冊もあった)、映画を見に行く予定。今日の一句か?燕
願望。鬱期から抜け出れない。