![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61261535/rectangle_large_type_2_2af6755892f6f5ee4d276f29e8f2a68a.png?width=1200)
ゴヤ!ゴヤ!ゴヤ!ゴヤ!
『ゴヤ(Ⅰ~Ⅳ)』堀田 善衛(集英社文庫– 2012)
『ゴヤ/1/スペイン・光と影』
天才画家の人生を通じ、18世紀スペインに誘う 1743年ゴヤ誕生より、スペイン宮廷画家として頂点を極める40歳まで、彼の描いた作品と共に生涯をたどる。堀田善衞の並々ならぬ情熱と、徹底した踏査による長編評伝・第1巻。
『ゴヤ/2/マドリード・砂漠と緑』
聴覚を絶たれ、画家として進化を遂げるゴヤ 宮廷画家として最盛期を迎えたゴヤを、瀕死の大病が襲う。スペイン王政に危機が迫り、隣国フランスからは近代の足音が。ゴヤ作品とともに、彼の人生を追う、傑作評伝第二部。
『ゴヤ/3/巨人の影に』
ゴヤは、人間の欲望を冷徹に観察する画家に 1808年、ナポレオン率いる仏軍侵入で、スペインは王政崩壊し、無政府状態に。聴覚を絶たれたゴヤは、世の中を冷徹に観察する画家として新境地を切り開く。傑作評伝・第三部。
『ゴヤ/4/運命・黒い絵』
歓喜と絶望を味わい尽くしたゴヤの最期は? 祖国スペインの惨状を目の当たりにしてきたゴヤは、フランスで82年の生涯を終える。首席宮廷画家をつとめた彼が、なぜ晩年、亡命を余儀なくされたのか? 傑作評伝、完結編。
サブ・テキスト『ゴヤ大全』Kindle版
堀田善衛『ゴヤ』を読むサブ・テキストとして便利です。やはり宮廷画はゴヤの色彩豊かなカラーで見たい。Kindleだから拡大も出来るので細部もわかります(ある程度ですけど)。ただ一つだけ、自画像の解説で「50歳を超えたあたりで描かれたもので、すでにこの時大病のために全盲となっている」の表記。全盲でどう絵を描くんじゃい!とツッコミたくなった。