目の本当の役割を知ると、目がラクになるんじゃよ
目の役割って何でしょう?
「見ること」
って思いますよね。
かく言う私も、そうでした。
ところが!
実は
「見る」=「視覚認識する」ところは、
脳の中にあります。
上図のとおり、
実際に「見る」機能を持っているのは
後頭部にある大脳視覚野です。
目が持つ役割は、
感知した光刺激を信号変換して視神経へ送るだけ
なのです。
周囲からくる光情報をふわっと全体的に感知する、
見たいものへパッと向けられる、
「自由に動くカメラレンズ」が目の本来の役割なのです。
あれ?
でも、
見ようとする時、目に力が入っちゃう…
ずーっと見続けてると目が疲れるぞ?
っていう人、多いと思います。
かく言う私もそうでした。
実はそれ、
「目で見ている」と勘違いしてるから
なのです。
勘違いをやめて、
頭のうしろ――大脳視覚野がある辺りに意識を置いてみてください。
どうです?
目を閉じてやってみるとより分かりやすいですが、
意識が頭のうしろに行った瞬間、
ふわっ
と目の緊張がとけるでしょう。
それ、いらない緊張が消えたからです。
目が本来の自然体にもどり、自由にしてられるようになったわけです。
あ、目に力入ってる
と気がついたら何度でも、「頭のうしろに意識を置く」ようにしていると、
じ~わじ~わ、目の奥にしこりになって溜まっていた疲れが消えていきます。
お試しあれ!
「目を凝らす」という表現もありますが、
実際に目を凝らしたくなった時にこそ、
大脳の視覚野にエネルギーを集中させると、
視覚認識力を上げ、目の持久力も上げることができるのです。
それに、
目(頭の前面)に意識が集中するあまり、
ついつい頭の位置が前へズレてってしまうことも
なくなります。
「見る」時に意識を脳のうしろに置けるようになると、
・目の疲れ回避
・視覚認識力向上
・姿勢を良い状態に保ちやすい
と、いいことばかり。
――ちなみに、
眠る時に目をギュウッてしたままになる人は、
ギュウウウウウウ~ッと思いっきり気が済むまで目に力を入れまくってから、
ふっ と力を抜き、
脳幹に意識を置くようにしてみてください。
楽になりますよ~
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