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投票に行こう!よりもっと大事なこと

「みなさん、投票に行きましょう!」
去年めちゃくちゃ聞いた言葉です。
けど、それよりもっと大事なことがある。

それは、

政策をちゃんと読んで投票に行きましょう。

ということ。

こちらの本を読んで衝撃。
かなり多くの有権者が各党の政策をほとんど見ずに、「自民党だから」という理由で自民党に投票していることが分かった、という調査が紹介されていました。

どんな調査か。↓

米ダートマス大学、堀内教授のチームが2021年総選挙の運動期間中に実施。
(詳細はこちらの記事で)

党名を伏せた状態で好ましい公約を選ばせると、自民党の公約内容は低支持だった。
(しかし実際の総裁選では自民党が勝利)

公約を入れ替え「自民党」の政策パッケージとして提示すると、そのパッケージを選ぶ確率が10ポイント上がった。

本書からざっくり引用

衝撃でした。

ここから分かるのは、
政策ではなく、"党名"の印象で選んで投票している人がいるということ。
しかも少なくない数。
20代に自民党支持者が多いというのは、こういうことなのではと(勝手に)邪推

支持の低い共産党の外交安全保障政策でさえ、自民党のものとして提示されると、選択確率0.5を上回る肯定的な評価に変わったとのこと。

もし党名を伏せて公約のみを公開して投票を行ったら、当選する政党が変わってくる可能性さえ浮上してくる。

「投票へ行こう!」
ももちろん大事なんだけど、
それだけではなく

「政策はここで読めるよ!リンクはこちら」

みたいなお知らせをすると、より主体的な選択ができる確率が高まるのではと思いました。

***

今年は4年に一度の統一地方選挙↓
今から情報を集めていきたい。


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