読書録📚自分の小さな「箱」から脱出する方法
誰かを非難したくなるとき
相手のニーズより自分のニーズのほうがずっと大事だと思い込んでしまうとき
自分以外が無能に思えるとき
これらの原因は、全部自分にある。
こちらの本、あゆみさんに教えてもらって読みました。めちゃくちゃ刺さる…!
読みながら、以下の本の内容が本書1冊に凝縮されていると感じました。
他者と働く「ナラティブ」「私とそれ」
リーダーシップに出会う瞬間「自分劇場」
アドラー心理学「目的論」(イライラする自分でいるためにイライラする)「課題の分離」(相手ではなく自分を変える)
恐れのない組織「弱さを隠すことに人は労力の大半を費やしている」
これらの本のエッセンスが、本書の「箱」という概念にギュッと凝縮された感じ。
読んでから、ずっと「箱」イメージが頭の中にあります。
気になった箇所メモ↓
問題がある人自身には、自分に問題があるということが見えにくい
組織が抱えている様々な問題の中でもっともありふれていて、最もダメージの大きい問題。
それは、自己欺瞞。
自己欺瞞のはじまり
人のために何かをすべきだと思いながら、それをしない=自分への裏切り
一旦自分の感情に背くと、箱に入る(自己欺瞞状態)。
すべての思考や感情が、
「なにをしても自分が正しい」
と正当化しはじめる。(p119)
そして自分を被害者にする。
正当化する。
自己欺瞞のはじまり。
他の人間が魑魅魍魎に見える
箱に入ると、他の連中を低く見るようになる。
他人のニーズや望みは、自分のニーズや望みに比べれば大したことのない軽いものだと思うように。(p61)
相手を、自分と同じように、希望もあればニーズもある人間として見ることができなくなる。
自己欺瞞は人に感染する
自己欺瞞の大きな問題。
それは、自己欺瞞している人の振る舞いが、他者もまた自己欺瞞状態に陥れてしまうこと。
自己欺瞞は組織内に次々と感染していき、お互い疑心暗鬼になっていく。
箱の外に出て伝えれば、メッセージはポジティブになる
では、相手責めマインド、自分は悪くない正当化マインドをどうしても抜けられなくなってしまった場合、どうしたら抜け出せる?
ぜひ本書を読んでみてください。
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本書は読書会を予定しています。
2/28(火) 10時から(告知するには近すぎる日程😇)
本書と母親になって後悔してるが課題図書です。
気になる方ぜひ🤲
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