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「ブランディングデザイン」から採用広報のヒントを得た #書籍紹介

こんにちは! 会社の魅力発信をしている採用広報フリーランス、アオパンです🙌
2023年の目標は、本を読む
というわけで、読書記録を兼ねて書籍の紹介をしていきます!

今回の本

本日ご紹介したい本はこちら。
デザインノートPremium「西澤明洋の成功するブランディングデザイン」
デザインマガジンの特集として、ブランディングデザインを専門に扱う「エイトブランディングデザイン」が手がけた12事例もの事例を、たくさんのビジュアルと共に紹介している本です。

初っ端から書籍というより雑誌の部類なのはご愛嬌で😉笑

ブランディングデザイナーの西澤さんといえば、著書の『ブランディングデザインの教科書』が有名。
私は先にこの教科書を読んで、「ブランディングってめちゃくちゃ面白いな!?」と雷に打たれたので、今回のデザインノートPremiumも絶対読みたいと思って買いました🙌

主に紹介されている人

ブランディングデザイナー
西澤 明洋さん

1976年滋賀県生まれ。株式会社エイトブランディングデザイン代表。
「ブランディングデザインで日本を元気にする」というコンセプトのもと、企業のブランド開発、商品開発、店舗開発など幅広いジャンルでのデザイン活動を行っている。「フォーカスRPCD®」という独自のデザイン開発手法により、リサーチからプランニング、コンセプト開発まで含めた、一貫性のあるブランディングデザインを数多く手がける。

https://www.8brandingdesign.com/about/

主なお仕事は、クラフトビール「COEDO」、抹茶カフェ「nana’s green tea」、ヤマサ醤油「鮮度生活」、キリン「生茶」、ブランド買取「なんぼや」などなど。
私たちが日常的に目にする、あのブランドの陰にこの人あり、という方。

この本に書いてあること

  • ブランディングメソッド(考え方と、ブランディングの作り方)

  • 12件のブランディング事例

  • 会社紹介とスタッフの声(入社理由・やりがい・展望など)

豊富なブランディング事例は目で見て楽しく、しかも人に魅力を伝える上ためのヒントがたくさん仕込まれています
依頼の経緯、課題と解決策、ブランディングプロセスなどがわかりやすく表現されているので、シンプルに「ブランディングの力」を感じることができました。

え? Before/After、すご。

「見て見て見て、これとかさぁ!」とそれぞれ語っていきたいところですが、めちゃくちゃ著作権侵害してしまうのでこれはもうあの、すみません、お手に取って確かめてください。


私の気づき

ここからは採用広報パーソンとして「採用広報に活用できそう!」と感じた考え方・気づきなどを、感想とともに書いていきます🙌
挿入写真はwebページのスクショなので、クリックするとHPなどに飛びます。

1:「何が違うのか?」を伝える

事例を見る中で一貫して徹底していると感じたのは、魅力を伝えやすくするための整理。これです。

商品を買おうと思った時に、多すぎるラインナップから選ぶのは一苦労ですよね🤔
だからこそ、ブランディング後は多すぎる商品を断捨離し、強みにフォーカス
さらにその製品をぱっと見で理解できるクリエイティブと同時に、分類や指標をわかりやすく伝えることで、顧客に判断基準を与えています。

違いが可視化されているから選びやすい

何が違うかわかると、自分に合ったものがわかる!👏
わかりやすいからこそ「これがいい!」って気持ちになりました。

会社の魅力を伝える上でも、他と違う部分にフォーカスした発信をすることが大切になりそう。
求職者が求人を見て会社を選ぶ際に、その「違い」が魅力になるはず。
刺さるわ〜。


2:ルールを決めて仕組みにする

なんらかの奇跡的な化学反応によって短期的にバズってPV数が稼げても、どんどん応募が来るようになるわけではないんですよね。
長期的&持続的に魅力が理解されるように、整理して仕組みを作ることが大事!

ブランディングは細かいひとつ一つの積み重ねでできていて、一貫したコンセプトやルールがあるからこそ全体が魅力的に見えると感じました。

やること・やらないこと・柔軟に変化しても良いこと。
そのルールを徹底的に守り続けた先に、認知という成功があるようです。

「英単語2つを組み合わせた商品名をつける」
ルールが決まっているから一貫性・統一感が出る

3:同じメッセージを違う角度で伝え続ける

ブランドコンセプトが決まり、ロゴが決まり、商品が決まり。
それを「どう伝えていくか?」のレパートリー・引き出しのヒントがたくさん載っていました!
複数の角度からこれでもかと同じメッセージやロゴを訴求することで、より強くブランドイメージが根付くのだなと感じます。

採用広報でやれそうと思ったことを、箇条書きでメモ。
他にもたくさんある気がするので、こういうのもあるよ!という方、コメントなどで教えていただけると嬉しいです。ここに追加します!

  • コンセプトブック

  • オフィスデザイン

  • Webサイト(コーポレートサイト、ブランドサイト、サービスサイト)

  • パンフレット

  • ブランドムービー

  • イベント(展示会の空間、広告、企画趣旨etc)

  • 写真

  • スライド

  • ノベルティ(バッグ、文房具、ステッカー、飲料etc)

  • 顧客接点(名刺、封筒、段ボール、梱包材etc)

  • 分類チャート

  • 衣装(Tシャツ、パーカー、マスク、エプロンetc)

例えばfreeeさんのパーカーは気合いが入ってる
コーポレートグッズなのに即完売したそうです
EC用の梱包もおしゃれ!

まとめ

事例に挙げられたどの会社もとても魅力的で、ブランディングという考え方を踏まえればまだまだできることがあるぞ!と気合いが入りました。

しかもエイトブランディングデザインの経営がまさにブランディングを体現していて、他社との明確な違いを訴求しているのが参考になります。

特に、最後にある3名のスタッフインタビューが魅力的。
文字数が少ない中で入社理由から業務内容、印象に残っているエピソード、組織の考え方、やりがい、展望などがぎゅぎゅっと語られていて、お手本のような構成
これはデザインノートのライターさんの技量も素晴らしいな……

非デザイナーの広報/HR人材にもおすすめの一冊でした🙌

ちなみに

エイトブランディングデザインのブランディングメソッドについては、つのだふむさんの漫画『ブランディングマン』でがっつり扱われています。
ストーリー形式で進むので腹落ちしやすく、おすすめです。
なんと全話無料!読むっきゃねぇ!

私はもう一度『ブランディングデザインの教科書』を読み直すぞ〜!

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