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(詩)水平線

ぼくが死んだら
ぼくはきみの太陽になろう
きみが地球で
ぼくが太陽になるってことさ

今水平線の彼方へと
太陽が沈んでいくけど
暗黒の宇宙の闇の中を一巡りしたら
またきみの前に帰って来るから

静かな夜明けを連れて
確かに帰って来るから
夜は愛を育む沈黙の時間

そして地球のきみは
ぼくの光をいっぱいに浴びて
たくさんの生命を
地上に産み落とすのさ

きみの上でたくさんの生命が
今も生まれては死に
死んではまた生まれ来る

ぼくが死んだら
ぼくはきみの太陽になろう

だからいつかぼくが
水平線の彼方に沈んでも
決して死んだなんて思わないでくれ
明日また太陽が
きみの空に昇るように

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