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目覚めRETURNER 2024/07/04

昨晩深夜ラジオを聞きながらSteamのサマーセールで散財。つっても合計2252円なので、安いモノ。

安すぎる。

しかし安い。Terrariaが600円で買えてしまっていいのか?4年半、仕事としてゲームを作ってきて、「ゲームを完成させる」難しさをひしひしと感じている。それなのに、これだけ安くて面白いゲームが競合対象に世にあふれているのは、絶望的な気分になる。
そして本日は、大陸産の超大作ゲーム『ゼンレスゾーンゼロ』がリリース。週末から本格的に遊び始めるつもり。昼に1時間ほど触ってみたが、期待を超えるグラフィックとスタイリッシュなUI。ロード時間も短い。ローンチ時点でこれだけのクオリティで仕上げてくるとは。信じられない。
これだけ技術的に進んだゲームを作れるメーカーは、日本にいない。スト6やエルデンリングなど、ゲーム性でもって世界で存在感を示しているゲームはあるが、技術的には他国に完全に水をあけられてしまったな。

こういう時に、「いや、俺たちも努力次第で彼らを超えるゲームが作れるはずだ!」ってぶち上げられる人が、世の中を変えていくんだろうなー。私はできそうもない。
初めてUnreal Engine4を触った時の感動と情熱が薄れている。あの頃だったら、『ゼンレスゾーンゼロ』を見て、これはどういう技術で実装されているんだろうか?って興味津々に調べてただろう。
ただのスランプか、あらゆるものへの興味関心が薄くなっているのか。後者だったら嫌だなー。始末に負えない。今は色々新しいことをしてみて、目が覚めるのを待つしかない。せっかく続けられている習慣なので、noteは書き続ける。毎日のnoteへの日記投稿は、ゲーム作りと全く違う脳の使い方をするが、机には向かい続ける習慣にはなる。机の前に座ることすらしなくなったら、いよいよ腐ってしまうって、最近読んだ『一生モノの勉強法』でも語られていたことを思い出す。

ただし、勉強ができなくとも、また仕事ははかどらなくても、机の前には座り続けるのです。ここで座るのも止めてしまうと、通常モードへの復帰を困難にするからです。(中略)
少しでも勉強を続けた経験があれば、すらんぷなのか単なる名前かのか、自分が一番よく分かっているはずです。

『一生モノの勉強法』

その他、今日おもったこと。

  • 『本を読む本』を読み始めた。発行1940年時点で、「情報の洪水の中で、人々は自分の頭で考えられなくなった」と言われているのは驚き。

  • メディアは、2-3世代も先に進むとその価値が見直されるのかもしれない。『本を読む本』では、ラジオのコトを腐す文章があったが、今、ラジオを悪く言う人は少ない(ラジオ好きな自分のバイアスがかかっていることは否定しない)。今、テレビは時代遅れだの何だのと、馬鹿にされて一方だが、テレビ局の倒産が続くほど廃れる時代まで進んだら、「テレビがあった時代は良かった」と言われるのだろう。


昨日の日記


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