見出し画像

栞を作ってみた話。

 YouTube で、クリアファイルをブックカバーに変身させる動画を見ていたら、唐突に「しおりを作ってみたい!」と思ったので、自作してみました。理由がやや捻くれていることはおいておきます。

 作り終えて、イメージしていたものよりいいものが出来たので、制作過程も画像で記録しておけばよかったな、と思ったのですが、それも後の祭り。ただ、なにか特別な工程もないですし、テキストで頑張れるだけ頑張ります。


●完成したもの

画像1


〈用意するもの〉

・厚紙
・装飾用の紙
・紐
・カッター
・はさみ
・定規
・鉛筆
・スティックのり
・パンチ
・カッターマット(あったら便利)


 まず、適当な厚紙を用意します。僕は今回、Amazonギフト券 (使用済) を利用しました。iTunesカードでも同じことが言えると思いますが、そこそこの強度があるので、折れてしまう心配はあまり無さそうです。ただ、サイズ感が小さめになるので、文庫本の栞として優秀だと思いますが、新書や雑誌のサイズだと物足りないかもしれません。

 まず、厚紙を適当なサイズに切ります。Amazonギフト券だと長辺の長さをそのまま栞の長辺とするのがいいと思います。まっすぐ切り落とすには、予め線を引くやり方もありますが、バーコードの端を目印にやるやり方でもいいと思います。カッターで切る際にはカッターマットがあると吉だと思います。ポイントは定規をあてて、数回に分けて切ることだと思います。1回で切ろうとすると力を入れなければならず危険なので、できるだけ優しい力で何回も刃を滑らせます。

 Amazonギフト券は四隅の角が触れても痛くないように丸く加工されているので、角を揃えるために好みの形状に切り落とします。角をそのまま残すと本が傷つく原因になりかねないという理由もあります。

 次に厚紙に貼り付け装飾するための紙を用意します。僕は今回、事務用品を売っている店舗 (事務キチ) で買った「友禅千代紙」を利用しました。お気に入りの模様の紙の裏側に、先程の工程で切った厚紙を宛てがい、形に沿って鉛筆で線を引きます。(上の写真のように蝶や鶴などがワンポイントとして入るように調整するといいかも)

 先程書いた線から5mmくらい余裕を持たせてはさみで紙を切ります。(回り道で面倒ですが、この手順を踏んだほうが綺麗にできると思います)

 紙の裏面にスティック糊をつけます。目印で書いた線の内側ギリギリのところは特に塗り残しがないように丁寧に塗るといいでしょう。剥がれる時は端から剥がれるからです。もちろん、ある程度、線をはみ出して塗っても問題ありません。線を目印にして厚紙を貼り合わせ、軽く押さえつけます。

 カッターではみ出した部分を切り落とします。Amazonギフト券などは厚さがあるので定規をあてなくても、安全に切ることができると思います。

 裏面も同じ工程で、紙を貼り付け装飾します。

画像2

 紐を通す穴をパンチを使って開けます。後戻りできないので、しっかり中央を狙います。Amazonギフト券の厚さでも少し力は要りますが、問題なく開きました。

 あとは紐を通します。あとで微調整できるので、長めに用意して結びつけるといいかもしれません。

 あとは、完全に糊が乾ききるまで待ちましょう。


 完成です。

画像3

画像4

 

 反省点。裏面の写真をよく見ると分かると思いますが、薄い色の部分からAmazonギフト券のバーコードがやや透けて見えてしまっています。装飾用の紙を貼る前に適当な折り紙を貼る工程が必要だったかもしれません。あと、もうちょっといい感じの紐を用意するべきでした。(太いテープ紐を縦に切って使ったので見栄えがあまり良くない)




この記事が参加している募集