
チンパンジーの群れは東京ドームを漆黒に染める~LUNASEA覚悟の夜、前前夜祭~
2025.2.22―23
TOKYO DOME


Blueから



Blackへ

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「恋をすると人の脳はチンパンジー並になる」
そんなことをときどき耳にするけど、今の私はまさにそんな感じで、様々な能力がとんでもなく低下してぼーっとしている。
なぜなら、推しのライブが迫っている。
来たる2025年2月22日、23日。
LUNASEAはおよそ14年ぶりに東京ドームのステージに立つ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
私が初めて東京ドームでLUNASEAのライブを見たのは'98年の12月。運良くアリーナ席を取れた。
初めての東京ドーム。
中学二年生だった私は、会場の大きさとその独特な雰囲気に圧倒され、足の震えが止まらなかった。
さらに、LUNASEAに会える喜びと緊張であくびも止まらなくなった。(これは本能的な防衛反応で、お・ち・つ・けのサイン)
足ガクガクであくびしまくっている中学生。
なんて心もとないのだろう。
もしも今目の前にそんな子がいたら、きっと私はその子を抱きしめてこう言ってる。
「大丈夫。LUNASEAのライブにルールなんてない。怪我さえしなければ、何をしてもいいんだよ」
などと言いつつ。
おそらく明日からの二日間、私は初心にかえり、足を震わせて止まらないあくびを噛み殺す。それでいて懸命に平静を装うだろう。
だって。
足ガクガクであくびしまくっている40歳を誰も抱きしめてはくれない。
だから、ふんばる。
そして心では喜びを爆発させる。
私はずっとこのときを
待っていたのだから°・*:.。.☆

黒服限定GIGに着ていく服装に
悩んでいる方へ。
Xで
様々物議を醸していましたが
黒ければいい。
本当にそれだけです。
ただし
徹底的に黒にこだわっていただきたい。
なぜなら
黒服限定というお祭りは
LUNASEAにとって
LUNASEAのファンにとって
歴史ある
とても大切な祭典だから。
ともに楽しみましょう
°・*:.。.☆
大好きな曲「BLACK AND BLUE」。
LUNASEAの音楽は「本能的な音楽」と「頭を使う音楽」の融合である。
私も文章においてここを目指したい。
LUNASEAは私にとって、永遠の憧れです。
そして本日18時。
2000年の終幕ライブ(無期限活動休止宣言)から七年後の2007年、一夜限りと題して行われた
「GOD BLESS YOU~One Night Dejavu~」が本日より公開されます。
当時、クリスマスに行われるこのライブに行くため、勤め先の美容院の社長に直談判するという、私にとっては大きな出来事を経験しました。
「ダメと言われたら退職しよう」そこまで考えていました。
ところが社長は私の話を聞くとあっさりと快諾。
「そういうのは、絶対に行ってほしいから」
そう言ってくれました。
行ってほしい……?
むしろ……?
心から感動しました。
さすが接客業で上り詰めた人だと思いました。
私にとってなにが必要か。
このライブを経験することが、その後の私の人生にどれだけの価値をもたらすか、一瞬で見抜いてくれたのでした。
そんな思い出深いライブです。
後にDVD化され、私と友人はばっちり映っていました。