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モロヘイヤを買ってみた【行動実験】
福島県の医学部で学生教育をしながら、心理カウンセラーをしたり、研究をしたり、YouTubeの運営をしたりしてるあおきしゅんたろうです。
この記事では、新しい食材にチャレンジするのが好きで、今回はモロヘイヤを初めて調理・試食したことから、チャレンジすることの重要性と失敗は次回に活かせる学びとして捉えているという話をします。
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煮詰まってくると料理をしたくなるんです。
以前、「料理と心理学」についてちょっと触れたことがあると思いますが、料理はクリエイティブなので、言葉にできないような気持ちのもやもやを発散できると感じています。
カウンセリングでは、自分の気持ちを話すことでストレスや感情を発散できると言われています。
もちろん、認知行動療法のように具体的な方法を取ることも大切ですが、基本的には自分の気持ちを言葉にすることで、整理できる部分があると思っています。
古くから、「カタルシス」、つまり、感情やストレスを外部に表現することで解消するという効果が言われてきました。
ストレスの研究やコーピングの研究でも、カタルシスはストレスの対処法として挙げられることが多いです。
うつ病の治療においては、単に話すだけよりもアクティブな治療方法が推奨されています。
だからと言って、話すことが無駄だというわけではありません。日常のストレス対処として、アウトプットする方法も重要だと感じています。
ただし、言葉にして表現するのが難しい場合には、言葉以外での表現をすることで発散できることもあります。それが料理だったり、絵をかいたり、文章を書いたりなどの機能としてあるわけです。
さて、そんな料理したくなったわたしですが、昨日、料理をしたくてスーパーに行ったんです。
新しい食材を見ると、すぐに試してみたくなるタイプなんですが、どうやって調理するのか分からないと、なかなか手を出しづらいものも多いです。
以前、山形の道の駅で売っていたある食材に手を出してみたことがあるんです。初めて見た時は「これ、食べられるのかな?」と思いました。でも、調べてみると、シンプルなレシピでとても美味しく食べられることが分かりました。
新しい食材を料理して美味しく食べられると、それが次回からの手順やレシピとして覚えられます。
新しいものに挑戦することで、次回からはもう迷わず手を出せるようになるんです。
1回試すことで、2回目以降は、前回の経験が活きてくるので、うまくいけば繰り返しやすくなるし、うまくいかなければ次からどう行動するかがわかってきます。
どちらにしろ挑戦する価値はあります。
そんなこんなで、「モロヘイヤを買ってみました。」
ずっと気になっていたんですよ。モロヘイヤって知ってますか?私はずっと知っていて、スーパーの片隅に置いてあるのを見ていました。しかし、実際に買うこともなくなんとなく通り過ぎていたし、お店でモロヘイヤを食べたこともなかったんですよね。
その日、モロヘイヤが割引になっていて、160円のものが80円になっていたんです。それを見て「安いから買ってみよう」と思いました。
家に帰って、調理方法を調べたら、葉と茎で茹でる時間が違うと書いてありました。塩を入れると、なるほど、ほうれん草と似ているなと思いました。
茎と葉の部分をそれぞれ時間通りに茹でたあと、冷水で冷やしておひたしにしました。
しかし、茎の部分が少し硬かったんです。もしかして、茎の部分をもっと茹でたほうが良かったのか、または芯を取り除くべきだったのかと思いました。
葉の部分はオクラのような感じでしで、ねばねばしていて私は好きでした。モロヘイヤって、そういう食べ方をするものなんですね。
私が買ったモロヘイヤは、葉と茎の長さが不揃いで、茎が硬い部分と柔らかい部分が混ざっていました。
それを分けるのがちょっと面倒でした。葉の部分だけが売っていたら、また買ってみたいと思います。
新しい食材にチャレンジするのは面白く、うまくいけばリピートしたくなります。
失敗は、次に活かせる経験です。もし食べなくてもいいと思ったら、それはもう買わなくてもいいと思います。
ただし、一度うまくいかなかったからといって、次回が同じ結果になるとは限りません。そのため、何回か試してみるのもいいと思っています。
そんなことが詳しく書いている、行動実験についての記事もぜひ読んでみてください!
ちなみに、次にわたしが気になっているのは「つるむらさき」という野菜です。モロヘイヤと似たようなもので、ほうれん草や小松菜のような見た目をしています。そのうち、それもチャレンジしてみたいと思っています。
それでは最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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筆者 あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。
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