心理士の学びにグループスーパーバイズ【専門家向け】
心理士の専門家向けの宣伝記事です。
先日、札幌市でこころsofaというカウンセリングルームとYouTubeチャンネルを運営されているぱんだ先生が主催のグループスーパーバイズのキックオフミーティングがありました(以下はご紹介動画です)。
こちら参加費はかかりますがお申込みいただいたらアーカイブ配信が3月まで見れるそうです。
心理士や心理カウンセラーは自己研鑽が必要で、本を読んだり、研修会に参加したり、動画を見たりという勉強方法や、ケースについて教えを乞うというスーパービジョンというシステムで勉強をしますよね。
スーパービジョンって効果はすごくあると思いますし、わたしもスーパービジョン受けていたことももちろんあって良い経験ができると思っています。ただ目上の先生と1対1で行うことが多くて、なかなか敷居が高いこともあるかなと思います。
そこでグループスーパーバイズです。
やりかたとしては、個人情報保護の範疇は考えつつですが、臨床などで困っていることを持ち寄って、「こんなことで困ってるんだあ」「みんなどうしてるの?」というふうに話題を振って、他の参加者の方から「わたしはこうしてるよ」「こうするといいかな」というように話を聴いていきます。
一般的な研修会の構造って、上のひとから下のひとに情報を伝えるという構造なので、「ためになる話が聴ける!」というイメージがありますが、「参加者のひと同士の話って同じレベルの話しか聞けないんじゃない?」と思いますよね。
これって意外とそうでもなくて、同じくらいのレベルのひと、あるいはちょっと上のレベルの人の話のほうが、「日常の臨床の中で取り入れやすい」んです。名人芸みたいな臨床をされる先生の話はすげー!と思いますが、なかなか真似するのは難しいです。
もう1つ、お話を聴いていて、「みなさんも私と同じような困りを持ってるんだな」ということに気づきます。同じような境遇にある人で集まってお互いに相談しますので、だいたい困っていることは似通っていることが多いです。
ひとりで困っていると煮詰まってしまいますが、ほかのひとも同じように困ってるんだなあということを知れるだけでも少し気持ちが楽になったりします。
今回のキックオフミーティングでは、臨床3年目の橋本さんが「カウンセリングで情報をうまくとれなくて困っているんだ」という話題提供に対して、じぶんはこうしてるなあとか、こういうところはうまくできてるよねとか、思い思いの話をさせていただきました。
なかなかめちゃくちゃたくさんのアイデアが集まって、その話だけでも書籍にしたいくらいでしたが、私自身もすんごく勉強になりました。
グループスーパーバイズでは、ぱんだ先生とわたしやばっちこい心理学の岩野さんをはじめ、心理士集団のぱんだ一味がファシリテーターをしながら、おたがいにお話しできる場を提供したいと思ってます。
まずは、キックオフミーティングのアーカイブ配信のお申込みなどしてもらえたら嬉しいです!
追伸 グループスーパーバイズではなく、普通のタイプの症例検討会で、どんな感じでケースが進んでいくのかな?と気になる方には、CBT-HiTというオンラインでの症例検討会もおこなっています。
こちらではCBTについての症例発表を聞いて学んだり、皆さん自身も症例発表をしてもらうこともできます。
専門家限定ではありますが、もし興味があればわたしまで何らかの方法でご連絡くださいませ。
それでは最後までお付き合いいただいてありがとうございました!
もし記事に共感していただけたら「スキ」ボタンを押してくれたらうれしいです。サポートしていただけたらもっと嬉しいです、サポートいただいたお金は全額メンタルヘルスや心理学の普及や情報発信のための予算として使用させていただきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そのほかのあおきの発する情報はこちらから、興味がある方はぜひご覧くださいませ。
Twitter @airibugfri note以外のあおき発信情報について更新してます。
Instagram @aokishuntaro あおきのメンタルヘルスの保ち方を紹介します(福島暮らしをたまーに紹介してます)。
YouTube ばっちこい心理学 心理学おたくの岩野、とあおきがみなさんにわかりやすく心理学とメンタルヘルスについてのお話を伝えてます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?