心理学は方法論、解決は別のレイヤーにある【研究者日記】
今日も今日とて新幹線に乗って移動、平日は福島で仕事をして、週末は学会や研究にてどこかに行く生活はもうしばらく続く。
昨日はサウナに入り、たらふくビールも飲んだおかげで20時過ぎには布団の中、気づいたら朝7時台の新幹線で移動することができた。
本日は仙台で教育工学会という教育関係の技術についての学会があり、初めて参加するところ。
熊本では日本心理学会がある中、そちらに行かず教育関係の学会に行くわたしは心理学モグリだなと毎度のこと思う(そもそも会員でもない)。
ちなみに日本心理臨床学会も会員ではなく、いよいよなにをしている人なのかがわかりにくくなっている。
個人的には、心理学は応用可能な技術であり、それ自体がソリューションではないと思っている。
先日のストレスマネジメント学会は、ストレスという解決すべき課題に対して、心理学、医学、教育学、生理学などなど、さまざまな分野の人たちが解決を模索して協力している(もちろんこの学会も会員ではない笑)。
わたしの立ち位置は、職場では医学教育やコミュニケーション教育に心理学の視点からお手伝いをするということだと思う。
最近だとキャリア教育なんかにも足が一歩はいり、キャリアコンサルタントとかではないのに申し訳ないとおもいつつ、心理学視点からキャリア教育に関与できることもあるともおもい、そういったことも引き受けている。
心理学という方法論を使いつつ、どこかでイシューが生じて、ソリューションが必要となったときにはその分野に関わって入れるのがいいのだろうと思う。
そのほうが人間のメカニズム過程や心理的プロセスを探究するみたいなことよりもわたしには性に合っているようだ。
それがゆえにこういった仕事を楽しんでいられるように思う。
今は医学教育やコミュニケーションに興味があるが、時間の使い方やキャリアにも興味があるし、いろいろな分野の人たちと協働できると面白いよなって思う。
ということで初の教育工学のひとたちの話を聞くのがとても楽しみである(日心すまぬ)。
馬刺しは食べたかったぞ。
それでは素敵な休日をお過ごしください。