漫画感想:『詐騎士』11巻 / 麻 菜摘(原作・かいとーこ)
『詐騎士』11巻 / 麻 菜摘(原作・かいとーこ)
ギルがルゼをお姫さまだっこしたり、ギルがルゼ(酔っぱらい)を「可愛いな」と言ったりラブにちょっとだけ進展が見られた巻。
一方で当のルゼはテルゼを「マメな男は便利だなあ」など相変わらずの調子。
魔獣「雪蜥蜴」討伐の任務のためギル様一行が雪深い土地に向かったり、一行そのころルゼ達は地下でノイリの赤ちゃんに初対面したり。
カリンは留守番になったけれど、彼女はルゼがルーフェスとして会ってしまってるどころかノイリとしても会ってしまってますからそりゃ連れて行けないですよね。
ルゼがノイリの子どもと初対面した時に手放しで喜ぶじゃなく少しうろたえつつ顔の鱗に驚いたところがリアルでしたね。そこからだんだんに可愛いと気持ちが変化していく過程が。
一方ギル様の方では傀儡術の使い手かもしれない新キャラ・レイドが。
ルゼ以外の傀儡術師というと、おや? ひょっとして前の巻で捕まえそこねた傀儡術師かも? そのあたりも含めて次巻以降も楽しみです。
あえてちょっとだけ言うなら雪蜥蜴が魔獣だって補足がこの巻の前半か前の巻で欲しかったところでした。
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