聖書までコオロギ食を推している?【知的雑学トリビア・豆知識】
[レビ記:11章22節]の記述:日本聖書協会(1955年版)と新世界訳聖書(2019年版)の比較。
たしかに、『コオロギは食べて良い』とハッキリ書いてありますね。
バッタなど跳足がある昆虫は食べても良いが、跳足のないカブトムシやコガネムシなどは食べてはいけないようです。
イナゴやバッタなどの昆虫は6本の足を持っています。
レビ記11章20-23節の記述について、この部分で言及されている「四足を持つもの」という表現は、翻訳や解釈の問題から生じた可能性があります。
レビ記の記述を正確に解釈するためには、原文のヘブライ語の理解や古代の文脈を考慮する必要があります。ここで「四足を持つもの」という表現は、地上を這う他の生物と区別するための表現であるかもしれません。また、昆虫の前肢を「腕」として扱い、後肢のみを「足」として数えている可能性もあります。
聖書を素直に読めば、これはイナゴ科を含むバッタ目全体を指して
『いなごとかコオロギとかのバッタ類は食べてもいいよ』ってことなので、
書き換えられた……というより訳の仕方、解釈の違いでしょう。
書き換えられた!とか、闇が深い!とか、陰謀論的ふんいき満載の都市伝説みたいでおもしろいのですが、面白がっていると、「われ、正気か!」と怒られそうなので、自主的に言論封鎖します。
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